テーマ:円高

円高の根底に潜む 日銀不信感

◇ 9月の政策検証に疑念 = 円高圧力が、またまた強まってきた。円の対ドル相場は先週、何回かにわたって100円を突破。6月下旬以来2か月ぶりの99円台を記録している。6月の場合はイギリスのEU離脱で緊張が高まり、安全資産と目される円が買われた。だが今回は、特に円買いを刺激するような原因は見当たらない。 新聞などの解説によると、FR…
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トヨタにみる 円高対処法

◇ 想定レートをより円高に修正 = トヨタ自動車は先週、17年3月期の業績予想を下方修正すると発表した。売り上げを前年比8%減少の26兆円に。営業利益を44%減の1兆6000億円、純利益を37%減の1兆4500億円に、それぞれ変更する。これはトヨタ車の販売台数が減るためではない。円高の進行に備えて、経営的に想定する為替レートを、従来より…
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今週のポイント

東京の株式市場が正常な状態に戻りつつある。東証1部の売買代金が1兆円台を回復、日中の値幅も拡大してきた。外国人投資家の買い越し額も増えており、1月は昨年4月以来の大きさになる見通し。ただ日経平均は昨年10月末の水準に近づいたため、利益確定の売り圧力も強まっている。先週は75円の値上がりにとどまった。 ニューヨーク市場も似たような状…
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あきれた 日本銀行の小心翼々

◇ お粗末すぎた円高対策 = 日銀は先週21日、円高の阻止を目的とした金融緩和の追加策を決めて発表した。その内容は、資産買い入れ基金の規模を50兆円から55兆円に増やす。この増加分5兆円はすべて残存期間1-2年の国債購入に充てる。こうして長期金利の引き下げを図り、日米間の金利差を拡大することで、円に対する投資需要を減らし相場を下げようと…
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今週のポイント

世界の株式市場が、いっぺんに明るくなった。ダウ平均は先週422ドルの値上がり。約3か月ぶりに1万2000ドル台を回復。日経平均も372円値上がりして、約2か月ぶりに9000円台を取り戻した。ヨーロッパやアジア市場の株価も多くが値上がりしている。最大の材料は、EUがようやく財政・金融不安に対する包括案をまとめたこと。アメリカの7-9月期の…
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今週のポイント

今週は大きなテーマが2つ。1つ目は円相場の動向だ。円の対ドル相場は先週21日のニューヨーク市場で一時75円78銭の最高値を記録した。ヨーロッパの金融不安、それにアメリカの金融緩和期待が原因と分析されているが、急騰した状況からみると投機筋の仕掛けによるものらしい。この円高の流れが今週も持続するかどうか。特に24日の東京市場に注目が集まって…
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景気は先行き不安 : 日銀短観 (下)

◇ 円相場は81円台を想定 = 日銀の短観は各企業に対して、3か月後の業況予想も聞いている。それによると、大企業・製造業の12月時点の予想はプラス4。7-9月は11ポイントも上昇したのに、10-12月は2ポイントしか改善しない見込みだ。特に中小企業は製造業も非製造業も、逆に業況が悪化すると答えている。全産業・全規模でみても、DI は2ポ…
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景気は先行き不安 : 日銀短観 (上)

◇ V字回復はしたけれど = 日銀は3日、企業短期経済観測の9月調査を発表した。それによると、大企業・製造業の業況判断DI は6月調査に比べて11ポイント改善、プラス2にまで回復した。特に自動車産業は65ポイントの異常な上昇。電機や窯業・土石、非鉄金属も2ケタの改善を達成した。言うまでもなく、大震災による落ち込みを順調に取り戻したためで…
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今週のポイント

日経平均は先週140円値上がりしたが、9月末の終り値は8700円だった。3月末に比べると1055円、また震災直前の3月10日に比べると1734円の下落となっている。鉱工業生産や企業収益はほぼ震災前の水準を取り戻したのに、株価は回復しない。これは超円高の定着と世界的な景気の鈍化、それにヨーロッパの財政・金融不安の継続が、市場の重荷となって…
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円高・株安対策 / 新しい発想で (中)

◇ 円高のメリットを享受しよう = 法人減税を輸出関連企業に限定すると一種の輸出補助金となってしまい、海外から批判を招く。したがって全業種を対象とした一般的な法人減税とするしかない。いま日本の法人税は国税と地方税を合わせた、いわゆる実効税率が40.69%。国際的にみても、きわめて高い。このうち国税分は30%。これを20%に引き下げると、…
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円高・株安対策 / 新しい発想で (上)

◇ 超円高の勢いは止まらない = 円相場は先週のニューヨーク市場で、とうとう1ドル=75円95銭の戦後最高値を記録した。ヨーロッパに加えてアメリカでも財政・金融不安が高まり、株式とドルの価格が下落。これを嫌った投機マネーが金とスイス・フラン、それに日本円に行き先を求めた結果だと分析されている。 今回の円高は過去のケースと違って、た…
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今週のポイント

今週のポイントは、円高と株安が止まるかどうかだけ。円相場は19日のニューヨーク市場で、とうとう1ドル=75円95銭の戦後最高値を記録した。油断がならないのは、大型のヘッジ・ファンドが円投機に乗り出してきたことである。こうした投機資金が円に集中すると、その資金力は1兆ドルにも達するから、少々の介入などではとても太刀打ちできない。 世…
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とうとう1600ドルに : 金の国際価格

◇ 3年4か月で6割の上昇 = 金の先物価格がとうとう1600ドル台に乗せた。ニューヨーク商品取引所の金先物相場は10日間続伸、18日には一時1トロイオンス=1607ドル90セントの史上最高値を付けた。金相場が1000ドルに達したのは08年3月、それから3年4か月で6割も値上がりしたことになる。東京でも19日の小売価格が1グラム=430…
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輸出の回復は なぜ鈍いのか

◇ 大きくなった空洞化の影響 = 財務省が27日に発表した昨年12月の貿易統計をみると、輸出額は6兆1128億円で前年比13.0%の増加だった。自動車や金属加工機械、鉄鋼などの伸びが大きい。これで前年比の増加は13か月連続。また10月と11月には1ケタ台に落ちた伸び率も、再び2ケタ台に回復している。 第一印象はまずまずというところ…
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