テーマ:原発

54-12=42 : 原発の数 (下)

◇ 30年に30基を動かせるか = 原発の廃炉は、いろいろな方面に大きな影響を及ぼす。まず地元経済へのマイナス効果。原子炉を安全に撤去するための作業は10年近くかかるから、雇用が直ちになくなるわけではない。しかし必要な人員は確実に減少して行く。したがって地元に落ちるおカネも縮小する。また国が地元の自治体に支給している原発交付金も停止され…
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54-12=42 : 原発の数 (上)

◇ 伊方原発1号機が廃炉に = 四国電力は先週、伊方原発1号機(愛媛県)を廃炉にすると発表した。東日本大震災のあと事故による損傷や老朽化が原因で、これまでに11基の原発が廃炉となっている。伊方1号機は12番目の廃炉となるが、再稼働を目指していた原発の廃炉はこれが初めて。大震災の前に54基あった日本の原発は、これで42基に減ることになる。…
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原発の新増設を認めるのか

◇ 野党も追及しない不思議 = 九州電力の川内原発1号機(鹿児島県)が11日、ようやく運転を再開した。2号機も10月中旬には再稼働する見込み。この1-2号機の出力は、合わせて178万㌔㍗。日本が必要としている総発電量の2%にも満たない。この川内原発に続いて他の原発が次々に再稼働するかというと、その可能性はそんなに大きくない。 原子…
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12万年目の亀 : 志賀原発はアウト (下)

◇ 残る原発は41基 = 東日本大震災の前、日本には54基の原発があった。そのうち大事故を起こした福島第1原発や老朽化の激しい原発で、すでに廃炉とすることが決まったものが11基。それに活断層の疑いが濃い志賀1号機と敦賀2号機を加えると13基。まだ生きている原発は、いまのところ41基ということになる。 生きている原発のうち、原子力規…
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12万年目の亀 : 志賀原発はアウト(上)

◇ 活断層アリと認定 = 子どもが夜店で小亀を買ってきた。ところが、すぐに死んでしまう。親が夜店に怒鳴り込んで「亀は万年生きると言うのに、おかしいじゃないか」と文句を言った。夜店の親父は平然として「それなら万年目だったのでしょう」と答える。江戸小噺にある。北陸電力の志賀原発1号機の直下には活断層があるという有識者会議の結論を聞いて、思い…
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鹿児島地裁は却下 : 原発再稼働の仮処分

◇ 分裂した司法の判断 = 鹿児島地裁は22日、九州電力・川内原発1-2号機の再稼働差し止めを求めた住民の仮処分申請を却下した。先週は福井地裁が関西電力・高浜原発3-4号機に対して、差し止め仮処分を認める決定を出している。このため原発の再稼働に関して、鹿児島と福井の地方裁判所はまったく正反対の判決を下したことになる。 川内原発1-…
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あす鹿児島地裁が決定 : 原発再稼働の仮処分

◇ 棄却の予想が強いけれど = 鹿児島地裁はあす22日、九州電力・川内原発1-2号機の再稼働を阻止する住民の仮処分請求に対して決定を下す予定。先週14日には福井地裁が関西電力・高浜原発3-4号機の運転を禁ずる仮処分の決定を下した直後だけに、あすの鹿児島地裁の決定には各方面の注目が集中している。 仮に鹿児島地裁が福井地裁に続いて仮…
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80万トンの 汚染物質 : 5基の廃炉 (下)

◇ 再稼働とのバランス政策 = 政府は昨年秋、電力各社に対して40年以上の老朽化原発を廃炉にするかどうか、早急に決めるよう要請した。また会計制度を変更して、廃炉による損失の計上を10年間に分割できるようにした。関西電力や九州電力などは、この政府の誘いに乗って5原発の廃炉を決断したわけである。 この政策のウラには、ある目的があった。…
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80万トンの 汚染物質 : 5基の廃炉 (上)

◇ 処理の方法は見つからず = 老朽化した原子力発電所5基の廃炉が決まった。関西電力の美浜原発1-2号機(福井県)、日本原電の敦賀1号機(福井県)、九州電力の玄海1号機(佐賀県)、それに中国電力の島根1号機(島根県)である。いずれも運転を開始してから40-45年を経過しており、初期の原発だけに出力は34万―56万㌔㍗と新型機の半分ほどし…
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統一地方選挙がネック : 原発再稼働

◇ 川内も高浜も動けない = 関西電力の高浜原発3-4号機(福井県)が、原子力規制委員会による安全審査に合格した。合格は昨年9月の九州電力・川内原発1-2号機(鹿児島県)に次ぐ2例目。これから地元の同意を得る必要があり、関電では11月の再稼働を目指す。高浜原発3-4号機はともに出力87万㌔㍗、1985年に運転を開始した。 難問は避…
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ビビる 自民党 : 原発再稼働 (下)

◇ エネルギー計画がない国 = 経済の発展や国民生活の安定に欠かすことができないエネルギー。そのエネルギーを中長期にわたって、どのように確保するのか。その指針がエネルギー計画である。政府は3年ごとに計画を見直すことにしており、有識者で構成する総合資源エネルギー調査会が基本的な考え方をまとめることになっている。 その調査会の基本政策…
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ビビる 自民党 : 原発再稼働 (上)

◇ 人手不足で遅れる審査 = 原子力規制委員会は先週19日の会合で、川内原発(鹿児島県)の審査書案をやっとまとめあげた。このため22日の会合では、次に集中審査する原発を決める議論に入っている。川内原発については、これから地元の同意を取り付ける作業に入るので、年内に再稼働できるのかどうか見通しは不明だ。 原子力規制委員会が川内原発を…
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合格第1号を公表 : 九電・川内原発 (下)

◇ この夏は原発ゼロ = 川内原発の再稼働は、早くても10月になる。昨年の夏は関西電力の大飯原発だけが動いていたが、9月には停止した。このため、ことしは需要が最も多い8月に原発は1基も動かないことになる。1965年以来はじめての経験だ。ピーク時の8月を無事に乗り切れるのだろうか。 需給がいちばん逼迫するとみられているのは、関西電力…
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合格第1号を公表 : 九電・川内原発 (中)

◇ 地元調査は 反対>賛成 = 川内原発の再稼働には、関係者の同意が必要である。まず政府は「原子力規制委員会が安全と認めた原発は再稼働する方針」だから、今後は表立って川内原発の再稼働に向けた行動を開始するだろう。特に地元の説得には、全力をあげることになると予想される。 伊藤鹿児島県知事は、これまでのところ再稼働に対する姿勢を明らか…
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合格第1号を公表 : 九電・川内原発 (上)

◇ 運転は早くても10月 = 原子力規制委員会はきょう16日、九州電力の川内原子力発電所1-2号機(鹿児島県)に対して、安全審査の“合格証”を出す予定である。きびしい安全基準に則って審査されたなかでの合格第1号。ただ使用前検査や地元の同意が必要なので、実際に運転が再開されるのは早くても10月になる見込みだ。 地震や津波などへの対策…
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目的意識に乏しい 原子力規制委 (下)

◇ その鈍さが日本を危うくする = 財務省が発表した1月の貿易収支は、実に2兆8000億円の大赤字になった。大震災前の11年1月に比べると、なんと2兆3000億円も悪化している。輸出の伸び悩みに加えて、原発の操業停止で火力発電用の燃料輸入が激増したことが主な理由。鉱物性燃料の輸入額は、11年1月に比べて1兆1000億円も増えている。 …
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目的意識に乏しい 原子力規制委 (上)

◇ やっと優先順位を決めた = 原子力規制委員会は先週、やっとのことで原発の安全性審査に優先順位を付けることを決めた。いま審査中の10原発のうち、特に先行している原発を3月初めまでに1-2基に絞り込む。その最終審査を急ぐことによって、夏の電力需要期を前に再稼働できる原発を選定したいという。 原子力規制委員会は12年9月、福島第1原…
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11兆5000億円の大赤字 : 貿易収支

◇ 燃料輸入が3年で10兆円増加 = 財務省は27日、13年の貿易統計を発表した。それによると、輸出は69兆8000億円で前年比9.5%の増加。輸入は81兆3000億円で15.0%の増加だった。その結果、貿易収支は11兆5000億円の赤字に。12年の赤字額をはるかに上回り、過去最悪の大きさになった。 貿易収支の状況を地域的にみると…
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見出しばかりの選挙公約 / 都知事選

◇ 勉強不足か、怖いのか? = 東京都知事選は23日に告示され、本格的な選挙戦がスタートした。これを受けて各候補は記者会見に臨み、公約となる政策を発表したが、どうも内容に乏しい。見出しだけが先走り、本文のない新聞記事を読む感じ。選挙民にとっては、必要な判断材料がなさすぎる。 たとえば、大きな争点となっている原発問題。細川元首相の「…
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小泉さん 吠える : 原発は即時ゼロ (下)

◇ 守るも攻めるも無責任 = 日本人は福島原発の大事故で、原発の恐ろしさを身に沁みて感じた。だから出来れば原発はない方がいい、というのが一般人に共通した感覚だろう。そこへ飛び出した小泉さんの“トイレのないマンション”論は、グサリと胸に突き刺さる。慌てた自民党は「国の主導で最終処分場を探す」と言い出したが、無害になるまで10万年もかかる危…
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小泉さん 吠える : 原発は即時ゼロ (上)

◇ ゴミの捨て場がない = 小泉純一郎元首相が「原発ゼロ」を積極的に訴えている。いまの日本には、放射性廃棄物という最終的なゴミの捨て場がない。将来、捨て場ができる見通しも立たないので、原発は止めた方がいいと強く主張する。非常に判りやすい論理で、元首相の説得力は相変わらずだ。 これに対して自民党の石破茂幹事長は当初「小泉さんの主張は…
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竜巻は大丈夫なのか : 原発汚染水

◇ 誰も指摘しないけれど = 専門外のことなので、間違っているのかもしれない。だが新聞の紙面を眺めていて気がついたら、どうにも気になって仕方がない。そこで問題を提起し、専門家の意見やブログ読者の皆さんの感想をお聞きしたい。 その日の朝刊各紙は、埼玉県から千葉県にかけて前の日に発生した竜巻の被害を大々的に報じていた。そして同じ紙面で…
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猛暑到来 : 電力不足の声は聞こえず

◇ 火力発電量の公表なし? = 梅雨明けとともに、猛暑の季節が到来した。関東地方では7日から、最高気温が35度を超える猛暑日が続いている。ところが電力不足の話は、一向に聞こえてこない。新聞やテレビも熱中症のニュースは流すが、電力不足の心配については報じていない。なぜだろう。 一昨年の夏は大変だった。需要がピークに達したのは7月23…
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原発・TPPに言及なし / 所信表明演説

◇ マスコミの指摘もなし = 安倍首相が国会で行った所信表明演説は、そんなに評判が悪くはない。まず全体の長さを短くし、経済問題に重点を置いた。難解なカタカナ語をほとんど使わず、呼びかけ口調を貫いた。ふつうは厳しく批判する新聞も「憲法改正などタカ派的な問題には触れず“安全運転”に徹した」程度の論評に終始している。 だが演説の全文を読…
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安倍総理への質問状④ 原発再稼動

◇ 時間稼ぎは危ない = 安倍首相は新年の記者会見で、原発再稼動について「直ちに判断できる問題ではない。ある程度の時間をかけて検討していきたい」と発言した。原発の再稼動については、世論も賛成と反対に割れている。そこで参院選で賛否を問うことは、いずれにしても政治的に不利だと判断したのだろう。だが、こんな時間稼ぎをしているヒマはあるのだろう…
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安倍政権の 経済政策 (下)

4)原発の再稼動 = 原子力規制委員会は来年7月に、新しい原発の安全基準を作成する。この基準をもとに全国の原発を調査し、3年以内に再稼動の可否を決める--というのが、原発に対する自民党の考え方だ。安全を第一にする姿勢はいい。だが最大3年にわたって再稼動が行われない場合、電力料金の高騰や貿易収支の大赤字が続く可能性が大きい。日本経済はそれ…
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各党の原発政策に 異議あり! (下)

◇ 政治が決めること = 大震災に見舞われたあと、原発の安全性は国民の最大関心事になった。そこで原発の安全性を守るため、9月に新設されたのが原子力規制委員会だ。ところが脱原発を標榜する政党のなかには、この規制委員会を隠れ蓑にしているフシがないでもない。 たとえば民主党はマニフェストのなかで「原子力規制委員会の安全確認を得たもののみ…
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各党の原発政策に 異議あり! (中)

◇ 原発ゼロの損失は莫大 = いま全国にある50基の原子力発電所のうち、稼動しているのは関西電力の大飯原発3-4号機のみ。ほとんど原発ゼロに近い状態だ。このため現在の電力は、その9割方を火力発電に頼っている。その結果は、石油・石炭・LNG(液化天然ガス)などの大幅な輸入増加をもたらした。 財務省が発表した貿易統計を調べてみると、1…
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各党の原発政策に 異議あり! (上)

◇ みな“現在”から逃げている = 総選挙を前に、各政党が原発政策を公表した。ところが脱原発も卒原発も、将来ビジョンを語るだけ。政権をとったら何をするのかに、全く触れていない。国民の多くは「原発はない方がいい」と考えている。その感覚に迎合して、遠い先の脱原発を選挙スローガンに掲げているだけではないか。みな大事な“現在”から逃げているとし…
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「原発ゼロ」への反応 : 朝日vs読売

◇ 全く対照的な論調 = 政府のエネルギー環境会議は先週14日「2030年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入する」という目標を設定した。具体的には①40年運転規制を厳格に適用②規制委員会が安全を確認した原発のみ再稼働③新設・増設は不可――などの原則を打ち出している。いわゆる「原発ゼロ」戦略だ。 この戦略に対し…
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