テーマ:消費税

増税延期は正しい決断、しかし・・・

◇ 評価を落とした安倍首相 = 安倍首相は28日夜、公邸に麻生財務相、谷垣幹事長、菅官房長官の3氏を呼んで、消費増税を延期する方針を初めて伝えた。来年4月に予定される消費税の10%への引き上げを2年半延期して、19年10月に実施するという内容。伊勢志摩サミットでも「世界経済はリスクに直面している」ことで認識が一致。こうした状況で、消費増…
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「消費増税延期」報道の裏側

◇ 意外性は薄まるばかり = 日経新聞は14日付け朝刊1面トップで「首相、消費増税先送り」と報じた。安倍首相は、いまの経済情勢で増税すればデフレ脱却がさらに遠のくと判断。来年4月に予定される消費税10%への引き上げを再延期する方針を固めたという内容だ。再延期はサミット直後に表明することとし、政府・与党の幹部にはすでに伝達済みとも書いてい…
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キズは浅かった : 5月の新車販売

◇ 軽自動車が大健闘 = 自動車販売業界の集計によると、5月の新車販売台数は36万3370台で、前年比1.2%の減少にとどまった。4月の5.5%減少から明らかな改善をみせており、消費増税の駆け込みに伴う反動減が予想外に浅かったことを示している。特に軽自動車の販売は、全く落ち込んでいない。 内訳をみると、登録車は20万6906台で前…
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5月は縮小するか : 小売りの反動減

◇ カギ握る自動車販売 = 経済産業省が29日発表した4月の商業販売統計によると、小売り業の売上高は11兆0110億円で、前年同月を4.4%下回った。これは言うまでもなく、消費増税に伴う駆け込み需要の反動減。駆け込みで3月は11.0%増加したが、そこから予想通り急降下した。この落ち込みを大きいとみるか、小さいとみるかは判断が難しい。 …
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怖い 駆け込み需要の反動 (下)

◇ 自動車はこれから“駆け込み” = 自動車業界団体の集計によると、10月の新車販売台数は42万1700台で前年を17.3%上回った。特に軽自動車は15万7000台を売り、10月としては過去最大を記録した。業界では、ことしの新車販売台数は320万台に達すると予想している。 エコカー補助金が12年9月に終了したため、自動車の販売台数…
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怖い 駆け込み需要の反動 (上)

◇ 住宅は10月から反動減へ? = 国土交通省の集計によると、9月の新設住宅着工戸数は8万8500戸。前年同月比で19.4%の高い伸びとなった。持ち家、貸家、分譲住宅がいずれも増加している。これで住宅着工戸数は13か月連続の増加となった。特に近畿圏のマンションは、前年比2倍を超す大幅増加となっている。 不動産経済研究所の発表による…
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消費税8%後の 景気 (下)

◇ 税率10%も響いてくる = 消費増税の景気に対する影響は13年度中はプラスに働くが、14年度になるとマイナス要因になることは明らかだ。結果として景気は減速するが、その程度はまだ正確な予測が難しい。そのうえ15年10月には、消費税の10%への再引き上げが予定されている。その景気への影響も計りにくい。 消費税8%に対する駆け込み需…
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消費税8%後の 景気 (中)

◇ 14年度の景気減速は不可避 = 消費増税による税収の増加が約8兆円。GDP成長率への影響はマイナス1.5%程度。経済対策5兆円で、成長率には1%程度の引き上げ効果が見込まれる。したがって、これだけなら14年度の成長率は13年度に比べて0.5%ほど低くなると考えられるだろう。だが、それに加わる駆け込み需要の大きさと、その反動はきわめて…
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消費税8%後の 景気 (上)

◇ 消費増税の影響は大きい = 消費税8%の時代が、いよいよ5か月後に迫ってきた。この消費増税は、景気にどんな影響を及ぼすのだろうか。まだ予見できない部分もあるが、景気のおおざっぱな軌跡を描き出してみよう。 消費税の引き上げが、景気にとってマイナス要因になることは間違いない。まず13年度の予算をみると、財務省は消費税の税収を12兆…
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時間をかけすぎた 消費増税 (下)

◇ 情報がすべて流出 = 消費増税を実施するためには、政府や自治体、それに多くの民間企業がいろいろ準備しなければならない。その準備には半年ぐらいかかるというから、1日の最終決定はギリギリだった。だが最終決定をここまで持ち越し、経済対策の中身について時間をかけて検討した結果、その内容がすべて報道されてしまった。 議論のマトとなった法…
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時間をかけすぎた 消費増税 (上)

◇ 税収増は8兆円以上 = 安倍首相は1日夜の記者会見で、消費増税を最終的に決断したと表明。これで来年4月から消費税が8%へ引き上げられることが、ようやく確定した。消費増税法が成立したのは昨年8月。この間、政権交代もあったが、実施の確定までに14か月もかかっている。 増税による景気の落ち込みを防ぐための経済対策も、同時に発表された…
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怖い駆け込みの反動 / 自動車・住宅

◇ 対応はできるのか = 経済産業省は30日、8月の鉱工業生産指数を発表した。それによると、生産水準は前月比で0.7%の低下だった。7月に3.4%増加したため、その反動でやや減少したものとみられる。注目されるのは、予測が9月は5.2%増、10月も2.5%増と大幅に拡大する見通しになっていることだ。 仮に9月が予測通りになると、7-…
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閣内でも意見対立 : 法人減税 (下)

◇ 問題は消費増税との組み合わせ = 消費税の実効税率は国際的にみても、日本とアメリカがずば抜けて高い。そのアメリカもオバマ大統領が「現在35%の税率を28%に、製造業は25%に引き下げる」と公約した。日本だけが取り残されると、日本企業の国際競争力がさらに低下する。海外企業も日本への進出をためらう。--賛成派の論点はここにある。 …
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閣内でも意見対立 : 法人減税 (上)

◇ 麻生vs甘利の確執 = 法人税の実効税率を引き下げるかどうか。政府・与党内の意見が真っ二つに割れている。閣内でも、麻生副総理・財務相と甘利経済再生相の意見対立が目立ち始めた。安倍首相がこのような意見を、どのように集約するのか。統率力を問われる場面が近づいている。 甘利経済再生相は13日の記者会見で、政府が近くまとめる経済対策に…
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消費増税へGOサイン : 7月の指標 (下)

◇ 半年先は予測できない = 驚いたのは、読売新聞の大変身である。これまで一貫して来年4月の消費増税を支持してきた姿勢を一変。8月31日付けの社説で「来春の8%への増税は見送るべきだ」と主張した。その論旨は、まだ景気の回復が十分ではない。だから「景気の本格回復を実現したうえで、15年10月に10%へ引き上げる」という提案だ。 だが…
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消費増税へGOサイン : 7月の指標 (上)

◇ 経済指標はそろって上向き = 先週30日に発表された7月の主要な経済指標が、みな景気の上昇を反映して上向きとなった。この調子だと、7-9月期の経済は順調に拡大する公算が大きい。消費増税を実施するための条件が整うわけで、安倍首相はいよいよ決断を迫られることになる。 経済産業省が発表した鉱工業生産は前月比3.2%の増加だった。業務…
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GDPは2.6%増 : 安倍首相の戦術は?

◇ 景気テコ入れ策を模索 = 内閣府は12日、4-6月期のGDP速報を発表した。それによると、実質成長率は年率2.6%、名目成長率は2.9%だった。ともに3四半期連続のプラス成長。名実逆転は3四半期ぶりに解消した。ただ実質2.6%の成長率は事前の予測よりかなり低く、12日の市場では円高が進み、株価は下落している。 成長の原動力は個…
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今週のポイント

◇ 円高と消費増税の影 = ニューヨーク市場は目標を見失ったようだ。先々週に史上最高値を更新し、利益確定の売りが目立ったことは確か。相変わらず金融緩和の出口論が口実となって、先週はじわじわと下げた。ダウ平均は週間233ドルの値下がり。決算発表もピークを過ぎて、市場は次の目標が見出せないでいる。 東京市場は円相場の反転で大幅に下げた…
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無意味な 増税還元セール禁止法

◇ 立案の責任者を処罰せよ = 消費者庁は先週、消費税還元セールの禁止に関する指針案を発表した。それによると「消費増税分を値引きします」という宣伝・広告はダメだが「3%値下げ」ならOKだという。つまり「消費税」と「還元」の文言を使わなければ、法律には抵触しないことになったらしい。 大型スーパーやデパートは消費増税による商品の値上が…
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次は 消費増税だ!

◇ 10月に最終決断 = 参院選では自民党が圧勝、国会の“ねじれ”も解消した。安倍政権にとっては、これで消費増税に突っ走れる政治的な環境が整ったことになる。ただ経済的な環境は、これから急いで整備しなければならない。まず現在の景気回復基調を持続させること。次に増税の副作用を軽減する措置を決めること。さらに増税後の景気下降を防ぐ政策を講じる…
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消費税転嫁対策法の 浅知恵

◇ 結局は選挙対策か = 「消費税還元セール」と大書した垂れ幕や横断幕が、スーパーや大型商業店舗を彩った。消費税が5%に引き上げられた97年のことである。だが来年4月に予定される消費税の引き上げ時には、この還元セールは出来なくなりそうだ。政府・自民党が還元セールを禁止する消費税転嫁対策法案を国会に提出したからである。 97年の還元…
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安倍総理への質問状③ 消費増税

◇ 景気の状態を判定できるのか = 自民党は民主・公明党との3党合意に基づいて、消費税を増税する方針。現在5%の税率を来年4月に8%、15年10月には10%まで引き上げる。ただ景気の悪いときに増税はできないから、3党合意でも「経済情勢の好転」を実施の前提条件とすることが確認されている。 増税を決定してから実施するまでには、半年ほど…
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増税でデフレ脱却? / 奇妙な政府の見通し

◇ 「名実逆転」は16年ぶりに解消 = 政府は17日の閣議で、12-13年度の経済見通しを了承した。それによると実質成長率は12年度が2.2%、13年度は1.7%になる見込み。また名目成長率は12年度、13年度ともに1.9%になると予測している。この通りになれば13年度は名目成長率が実質成長率を上回り、いわゆる「名実逆転」現象は16年ぶ…
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小沢一郎氏の 最大の欠落点

◇ 国民は勉強してしまった = 「消費税は上げない」「原発は再稼働しない」――48人の同志とともに民主党を飛び出して“国民の生活が第一”党を立ち上げた小沢一郎氏の政策綱領である。税金は上がらない方がいい。原発はない方がいい。大変に結構で、文句の付けようがない政策だ。それなのに評判は上がらない。世論調査では、小沢新党に「期待しない」が80…
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政党って、なんだろう ?

◇ 有権者の多くが疑問に = 消費増税法案の衆議院での採決。政府が提出した法案であるにもかかわらず、与党の民主党から57人が反対票を投じた。だが野田政権は民主党の分裂を回避するため、造反者に党籍剥奪などの厳しい処分はしない方針だという。このため造反者グループも、離党は思い留まる方向だと伝えられる。 議員の一人ひとりが消費増税に賛成…
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政界再編の 臭いがしてきた ! (下)

◇ アンチ小沢・鳩山が軸に = 民主党内の消費増税反対派が党の方針に従わなかったという理由で処分を受けたとき、党を離れるかどうか。もし50人も離党すれば、野田政権は衆議院でも少数与党になってしまう。苦し紛れに解散・総選挙の道を選んでも、いまの内閣支持率からみると芳しい結果は得られそうにない。それよりは自民党、公明党の中枢と組んだ連立を模…
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政界再編の 臭いがしてきた ! (上)

◇ 閣外協力の形はできた = 消費税を引き上げる法案は、あす21日の衆議院本会議で可決される。国会の会期を延長し、参議院でも可決成立の見通しとなった。民主党と自民・公明の3党が合意に達したため、ねじれ国会でも成立することは間違いない。これにより消費税は14年4月に8%、15年10月には10%に引き上げられる。 消費税の増税は決まっ…
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野田首相の 最大の欠落点

◇ 国民への説明がない = 野田首相は消費増税の是非について、小沢元代表と2度にわたって会談した。野田首相が「消費増税は民主党内で決定した方針なので賛成してほしい」と説得したのに対し、小沢氏は「マニフェストに書いてないことをやるのは、国民との約束を反故にすることになる」と反論。議論は平行線に終わった。 国民のなかには消費増税に賛成…
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今週のポイント

日経平均は先週、31円の値下がりだった。これで8週連続の下落。バブル崩壊で金融不安が発生した92年春の9週連続下落に次ぐ記録となってしまった。4月初めからの8週間の下げ幅は1503円。下落率は15%に達している。外国人投資家が売り越しに転じたうえ、国内の個人投資家も買い意欲を鈍らせた。一方、ダウ平均は先週85ドルの値上がり。4月初めから…
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同じ穴の ムジナ : 自民党

◇ “身を切る”方はどうした? = 「同じ穴のムジナ」ということわざがある。ムジナはしばしばタヌキと同じ穴に住んでおり、よく見間違えられた。大正時代には狩猟法違反をめぐって、ムジナかタヌキかの裁判があったそうだ。ここから実際は異なる動物なのに、一見すると同類に見えるという意味に使われる。 国会では消費増税関連法案の審議が始まった。…
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