テーマ:経済

現実味を増した 民主党の経済政策 (上)

民主党が都議選で圧勝した。国民の関心は、続いて8月30日の衆議院選挙に移る。過去の経験からみると、都議選での勝敗が総選挙に反映される確率は高い。仮にそうなら、民主党が衆参両院で優位を占め、政権を握る。民主党の経済政策が、実行される可能性も高まったと言えるだろう。幹部の発言やマニフェストから、民主党の政策をまとめてみた。 ≪都政≫ …
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好転しない雇用状況 : 世界共通の重荷に (下)

一般的に言って、景気の回復時に雇用の改善が遅れることはやむをえない。たとえば日本の現状をみても、輸出の立ち直りで生産は増加の傾向にある。このため設備の稼働率が上がり、製造業の残業時間も増えてきた。この調子が持続すれば、やがて企業はさらに生産水準を引き上げるために、雇用を増加することになる。そこまで行けば景気の回復も本物になるが、それには…
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好転しない雇用状況 : 世界共通の重荷に (上)

主要先進国の経済は、すでに不況の最深部を通り過ぎた。しかし日米欧の各国ともに、雇用状況は一向に好転しない。好転どころか、悪化の進行にストップがかからない。雇用の悪化→所得の減少→消費の低下で、景気は再び下降に向かう心配さえ現実のものとなりつつある。雇用の改善が、各国政府にとっての共通した課題になってきた。 まず日本の状況。総務省の…
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日米の新車販売 : ともにスロー発進

日米両国の自動車販売は、ともに上向き傾向を示している。だが加速感は、まだ出ていない。したがって、今後も上り坂を走って行けるのかどうか。確かな見通しは付けにくい。両国を比較すると、日本の方がやや勝ってはいるのだが・・・。 アメリカ国内の6月の新車販売台数は、85万9847台だった。前年同月比では27.7%の減少。これで前年比マイナス…
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景気の実態示す 5月の動向指数

内閣府が6日発表した5月分の景気動向指数は、いまの日本経済の状況をかなりよく表わしている。それによると、一致指数は86.9で前月を0.9ポイント上回った。この結果、過去3か月間の移動平均も前月より0.57ポイント上昇し、15か月ぶりの上昇となっている。これらの数字は、景気が3月以降は上向きに動いていることを示していると言えるだろう。 …
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今週のポイント

今週のポイントは、やはり12日の東京都議選だろう。石原都政に対する都民の評価もさることながら、これで総選挙の行方も確認できるというのが大方の見方だ。仮に民主党が第一党になれば、民主党の経済政策に関心が集中する。市場の反応はどうなるのか。 先週のニューヨーク市場は4日間の商いだったが、最終日の大幅な下げでダウ平均は週間158ドル安と…
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米下院が 温暖化対策法案を可決 / 7票差で

アメリカ政府が地球温暖化ガスの排出規制に向けて、歴史的な第一歩を踏み出した。オバマ大統領が打ち出したグリーン・ニューディール政策の中核となるのが、グリーン・エネルギー保障法案と呼ばれる温暖化ガス排出規制法案。アメリカの下院は6月26日、この法案をわずか7票の僅差で可決した。 法案の骨子は、2020年のガス排出量を05年比で20%削…
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日銀の短観は、信頼できるのか?

日銀は1日、6月の企業短期経済観測調査の結果を発表した。それによると、大企業・製造業の業況判断DI はマイナス48で、前回3月調査に比べて10ポイント改善した。ただ、この改善幅は民間の事前予想値よりは小さい。また中堅企業や中小企業の改善は遅々として進まず、特に中小企業・非製造業のDI はマイナス44で前回より2ポイント悪化した。 …
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生産の急回復 : 怖い反動の反動 (下)

経済産業省が発表した生産の予測値は、6月が前月比3.1%増、7月が0.9%増となっている。この数値は、4月と5月の実績値がともに5.9%増だったのに比べると、かなりの減速だ。予測値は各社の計画を集計したものだから、各メーカーも3-5月のようなV字型の回復が持続するとは考えていないのだろう。 実際問題として、モノの生産は需要が増えな…
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生産の急回復 : 怖い反動の反動 (上)

生産の水準が急速に回復している。経済産業省の発表によると、5月の鉱工業生産は前月に比べて5.9%増加した。これで3か月連続の上昇。3-5月間の上昇率は14%に達した。まだ水準それ自体は低いが、V字型の回復と言っていい。在庫も5月は0.6%減少した。 業種別にみると、自動車を中心とする輸送機械工業の生産が24.4%増加した。また鉄鋼…
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デパートでは、何が買えるのか?

デパート業界が、大変な苦境に追い込まれている。日本百貨店協会の発表によると、5月の売上高は5112億円。前年同月に比べて12.3%の大幅な減少となった。前年割れはこれで15か月連続、2ケタの減少も4か月続いている。長引く不況に加えて新型インフルエンザの影響もあったというが、きわめて異常な状態だと言えるだろう。 品目別にみても、紳士…
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“福は内、鬼は外” の 中国経済 (下)

中国の生産や消費が活況なのは、政府による素早い景気対策が功を奏したためだ。昨年9月のリーマン・ショック後、日本や欧米諸国がまだ何も手を打てなかった11月に、中国政府は総額4兆元(約57兆円)の財政支出を決定している。さらに12月には家電購入への補助金、1月には小型車の取得税減税、3月には法人・個人減税と、対策を続けた。 だが日本や…
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“福は内、鬼は外” の 中国経済 (上)

内需は絶好調、外需は絶不調ーー中国経済の奇妙なアンバランスが拡大している。国家統計局の発表によると、5月の工業生産高は前年比8.9%の増加だった。世界不況の影響を受けて1-2月は3.8%増にまで落ち込んだが、4月は7.3%増に回復。5月はさらに、それを上回った。自動車やセメントの生産が大幅に伸びている。 自動車の生産台数は114万…
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試される 輸出の回復力

財務省はあす24日、5月分の貿易統計を発表する。ここで注目されるのは、輸出がどこまで回復してきたかを表す数字だろう。周知のように、日本の輸出はリーマン・ショックの直撃を受けて、昨年10月から激減。これが景気を悪化させる最大の原因となった。ことし2月を底に輸出は立ち直りつつあるが、その勢いをどこまで持続できるのか。5月の数字は、それを占う…
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今週のポイント

日米の株価は先週、そろって一服した。ダウ平均は週間260ドルの値下がり。市場関係者は一服の理由として、第一に4週連騰後の買い疲れを挙げている。また実体経済の将来に対する不安が消えないこと、さらに大手金融機関の格付け引き下げが響いたとも分析している。 アメリカの大手金融機関は先週、相次いで公的資金を返済すると発表した。ところが政府の…
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半導体は 底入れの気配が濃厚

日本半導体製造装置協会の発表によると、5月のBBレシオは0.66で、前月より0.22ポイント上昇した。BBレシオというのは、半導体製造装置の輸出を含めた受注額を販売額で割った3か月移動平均の数字。この数字が1を下回ると、市況の悪化を示すことになる。06年6月には1.5を超えていた。 BBレシオは昨年9月から1を割り込み、ことし3月…
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ドルに歯向かう 新興4大国 (下)

BRICs 4か国は、IMF債の購入は「外貨準備の運用先を多様化するため」と説明している。しかし中国の周小川・人民銀行総裁は「SDRをドルに代わる基軸通貨にしたい」という論文を発表しているし、ロシア政府高官も「今回の世界的な金融不安は、ドル基軸通貨の体制が惹き起こした」と批判した。 これに対して、アメリカ政府は冷静を装っている。オ…
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ドルに歯向かう 新興4大国 (上)

中国、インド、ロシア、ブラジル。世界不況のなかでも割合に元気がいい、新興国のビッグ・フォーだ。4国の頭文字をとって、BRICs と呼ばれる。この新興4大国が、世界の基軸通貨である米ドルへの挑戦を開始した。きょう16日からロシアのエカテリンブルクで開くBRICs首脳会議でも、この問題が取り上げられる見込み。 中国の新華社通信は5日、…
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今週のポイント

先週のダウ平均は、わずか60ドルの値幅のなかの小動きに終始した。実体経済面では5月の小売り高が前月比0.5%増と明るさも見せたが、GMの破綻で失業者がさらに増えるのではないかという不安も増大。市場はプラスとマイナスの力に挟まれて、身動きがとれなくなったようだ。週間では結局36ドル値上がりした。 これに対して、日経平均は週間367円…
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株価は10000円を回復 : さて、そのあとは?

日経平均株価は11日の取り引き時間中に、一時10000円の大台を回復した。10000円台は昨年10月8日以来、8か月ぶりのことである。ただ大台を超えると利益確定の売りに押され、株価は戻される展開だった。市場では強気と弱気が交錯しているが、ごく近いうちに10000円の大台を固めることは間違いなさそうだ。 今週になってから発表された景…
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CO2 削減目標決定のトリック (下)

2020年の温暖化ガス排出量を05年に比べて15%削減するーー麻生首相は10日、日本の中期目標をこう決めた。この欄で予想した14%削減案に、1%のオマケを付けた形である。アメリカの14%削減案をわずかに上回ることで、国際的にも大きな顔ができるという発想だろう。問題は年末までに、これで各国の合意を取り付けられるかどうかだ。 ガスの削…
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CO2 削減目標決定のトリック (中)

麻生首相は、もう1つの決定も下すはずだ。97年の京都議定書では、2020年のガス排出量を90年の実績比で算出していた。これを今回は05年比に変更する。これだと90年比でマイナス7%という桃は、マイナス14%と表現される。削減幅が大きく見えて恰好がいい、という理由だけからではない。その背後には、アメリカに対する配慮が見え隠れしている。 …
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CO2 削減目標決定のトリック (上)

スーパーで桃の大売出しをしている。右端に並べられた桃は、大きくてみずみずしいが値段はとても高い。左端の桃は小さくて古そうだが、値段は安い。よく見ると、高いものから安いものまで6種類が並んでいる。さて、どの桃がいちばん売れるだろうか。 麻生首相は10日、温暖化ガス削減の中期目標を決定する。首相の目前に並べられた桃は6種類。政府の検討…
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残業料の減少も 止まったが・・・ (下)

鉱工業生産は3月から前月比でプラスに転じ、4月は5.2%の増加となった。製造業の残業時間増加は、この生産の持ち直しと全く符合している。いま各メーカーは生産を増やすときに、新たな人員はできるだけ増やさない。既存の従業員の勤務時間を増やす、つまり残業の増加で対処しようとしているわけだ。 経済産業省の予測調査によると、5月の生産は8.8…
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生産の回復は 超 V字型 !

経済産業省の発表によると、4月の鉱工業生産は前月比で5.2%増加した。この増加率は53年3月以来56年ぶりの大きさ。しかも5月の予測は前月比8.8%増加、6月も2.7%の増加と、生産はV字型に回復する見通しである。経産省も生産動向の基調判断を、前月の「停滞」から「持ち直しの動き」に上方修正した。 4月の生産が増加したのは、輸出の底…
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エコカーの死闘が始まる (下)

世界最大の自動車会社だったGM。破産法11条の適用によって、その経営はアメリカ政府の管理下に置かれる。政府はこれまでGM経営陣に対して、経営刷新の遅れを叱責。特にハイブリッド車などの開発に対する努力不足を追及してきた。その政府が経営権を持てば、ハイブリッド車の開発に全力をあげることは当然だろう。 GMはトヨタとの合弁で、北米に小型…
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エコカーの死闘が始まる (中)

アメリカ政府の発表によると、今回の規制強化でCO2(二酸化炭素)の排出量が30%削減される。またガソリンの消費量は、5年間で18億バレルの節約になる。そして自動車の生産コストは1台当たり1300ドル高くなるが、消費者は燃料費の軽減で十分に元がとれる。こうして、まずアメリカ国民の理解と共感を得る作戦を展開した。 実際問題として、ガソ…
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驚くべき景気の急降下 : このあとは? (下)

ことし1-3月期のGDP速報値は年率15.2%の記録的な落ち込みとなったが、エコノミストの予測によると4-6月期は1.1%のプラス成長が見込めるという。もし予測の通りになれば、景気はV字型に回復することになる。ところが7月以降も、このV字型回復が持続することは期待できそうにない。 成長率が4-6月期にプラスとなるのは、輸出の減少が…
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驚くべき景気の急降下 : このあとは? (上)

内閣府の発表によると、ことし1-3月期の実質GDP(国内総生産)は年率換算で15.2%のマイナスとなった。世界不況による輸出の激減が引き金となって、企業の設備投資や個人消費などの国内需要も大幅に減少。四半期としては、戦後最悪のマイナス成長を記録した。 昨年10-12月期のGDPについても、マイナス12.1%だった速報値をマイナス1…
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税収不足3兆円? みんな“赤字不感症”?

財務省の集計によると、3月末の国税収入は35兆円だった。08年度の当初予算に組み込んだ税収額53兆6000億円に比べると、まだ65%にしか達しない。政府は昨年末、不況による税収の減少を見越して、税収予算を減額した。だが、その補正額の46兆4000億円に対しても、まだ75%の収入しかない。 もちろん、08年度の税収は7月にならないと…
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