テーマ:原油

原油価格は どこまで下がる?

◇ OPECが生産調整に失敗 = 産油国連合は先週28-29日にウィーンで原油生産を調整する会議を開いたが、合意できなかった。今回の会議にはOPEC(石油輸出国機構)14か国のほかに、ロシアやブラジルなどOPECに参加していない6か国も出席。しかしOPEC内部の意見がまとまらず、11月末のOPEC総会まで結論を持ち越すことになった。この…
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米シェールの判定勝ち : 対産油国 (下)

◇ サウジは場外での反撃を模索 = OPECは9月末の臨時総会で、加盟国全体の産油量を日量3250万バレル~3300万バレルに抑えることで合意した。同時に国内経済が疲弊しているイラン、イラク、ベネズエラなどについては、例外措置として増産することも認めた。するとサウジアラビアやクウェートなどの諸国は、減産しなければならない。その結果、今週…
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米シェールの判定勝ち : 対産油国 (上)

◇ 体力を消耗した産油国側 = OPEC(石油輸出国機構)は今週28-29日に総会を開いて、原油の生産調整を正式に決める予定。この総会と併行してOPECはロシアとも協議し、ロシアもこの調整計画に参加する可能性が強い。生産調整が決まれば原油価格は上昇し、産油国だけでなく資源の輸出に頼る多くの新興国にも好影響が及ぶ。株価の押し上げ要因ともな…
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一転して 減産合意 : OPEC

◇ サウジアラビアが大幅譲歩 = OPEC(石油輸出国機構)は28日、アルジェで臨時総会を開き「加盟14か国の原油生産量を日量3250-3300万バレルに制限する」ことを決めた。OPECの産油量は8月の実績で日量3324万バレルだったから、きわめて僅かではあるが減産協定の形となっている。OPECが減産するのは06年以来8年ぶりのこと。1…
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原油価格は 動き出すのか? (下)

◇ 失敗すれば円高要因に = ニューヨーク商品取引所のWTI先物相場は、最近1バレル=40-45ドルの範囲に収まっている。この水準は、2月の最安値からみれば7割も高い。しかし一昨年の高値に比べると、まだ6割も低い。しかも現状は圧倒的な生産過剰が続いており、価格が回復する兆候はみられない。EIA(米エネルギー情報局)の推計によると、15年…
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原油価格は 動き出すのか? (上)

◇ 産油国が生産調整を協議中 = OPEC(石油輸出国機構)とロシアなどの産油国がアルジェに集まって、原油の生産調整について協議している。これらの産油国は4月にも同様の会議をドーハで開いたが、このときは合意に失敗。原油の国際価格は上昇しなかった。今回も失敗するだろうという見方が強い半面、成功を予測する専門家も現われている。失敗すれば価格…
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ガソリンは安い 夏休み

◇ 原油価格が40ドル割れ = ニューヨーク商品市場のWTI(テキサス産軽質油)先物価格は先週、一時3か月ぶりに1バレル=40ドルを下回った。このため株価が低落、東京市場でもエネルギー関連株が売られている。世界的に原油の増産が進む半面、アメリカのガソリン消費が伸び悩んだことが原因。一方、日本国内のガソリン小売り価格は、夏休みにもかかわら…
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原油は まだ上がるのか? (下)

◇ カギはEU問題とシェールの動向 = 原油の国際価格は現状の1バレル=50ドルの水準から、上がるのか下がるのか。それを決める要因も多岐にわたる。まず需要面では、中国やインドなど新興国の消費が回復に向かうのかどうか。この点では、仮にイギリスのEU離脱が現実のものとなると、中国などのEU向け輸出が抑えられて原油の消費が縮小する懸念が大きい…
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原油は まだ上がるのか? (上)

◇ 価格を決める多元方程式 = 原油の国際価格が、1バレル=50ドルの付近で動かなくなった。市場では60ドルまでは上がるという見方と、50ドルを天井にして反落するという予想が拮抗している。原油価格の変動は貿易や物価、それに株価などを通じて世界経済に大きな影響を及ぼす。だが原油価格を決める要因は最近きわめて複雑化しており、その見通しは容易…
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原油市場にも 宗教戦争の影

◇ サウジとイランの対立で合意できず = ロシアとベネズエラが画策した産油国の生産調整会議は、予想に反して失敗に終わった。カタールの首都ドーハで17日に開かれた産油国会議には18か国の石油相が集まり、今後の産油量を「1月の水準で凍結すること」を議題に協議した。しかし結局はサウジアラビアが同意せず、原油の生産調整問題は6月のOPEC(石油…
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揺れ動く 原油価格

◇ 投機ファンドの標的に = 原油の国際価格が大きく変動している。ニューヨーク商品市場のWTI(テキサス産軽質油)先物相場でみると、ことし2月初めには1バレル=26ドル台にまで低落していた。それが3月末には40ドル台、4月になって35ドル台に下げたあと、今週はまた40ドル台に戻している。2月の安値からみると5を超える上昇率。こんなに値動…
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帰ってきた 投機筋 : 原油市場

◇ 需給の均衡は見込めないが = 原油の国際価格が大幅に反発している。ニューヨーク商品市場のWTI(テキサス産軽質油)先物価格は、1か月前の1バレル=26ドル台から最近は37ドル前後にまで急速に上昇した。このため株式市場や商品市場でもリスク回避の動きが弱まり、ダウ平均株価も2か月ぶりに1万7000ドルの大台を回復している。市場の空気がめ…
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奇跡に近い 産油国の生産調整 (下)

◇ 景気と株価を抑える重石に = 原油安でベネズエラに続いて大きな痛手を蒙りそうなのは、ブラジルとナイジェリア。サウジアラビアやロシアが悲鳴を挙げるまでには、まだ時間がかかりそうだ。もっとも仮に国際価格が20ドルにまで落ち込めば、意外に早く「背に腹は代えられない」となるかもしれない。またアメリカのシェールが予想以上に大きく減産することに…
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奇跡に近い 産油国の生産調整 (中)

◇ 敵対関係にある当事国 = 原油価格が暴落したため、産油国の収入は激減している。最も大きな打撃を受けたのは南米のベネズエラ。外貨収入の減少で、昨年の成長率はマイナス10%に。為替を40%切り下げたことで、ことしのインフレ率は700%にのぼる見通しだ。ロシアも昨年は3.7%のマイナス成長。原油の輸出価格が82ドル以上でないと、財政収支は…
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奇跡に近い 産油国の生産調整 (上)

◇ 動きは出始めたけれど = 産油国の間で、原油の生産調整に向けた動きが出始めた。サウジアラビア、ロシア、ベネズエラ、カタールの石油相が秘密裏に会談。4か国は「生産量を1月の水準で固定する」ことで一致した。このニュースが伝わった先週16日、原油の国際価格は急騰。一時は26ドル台にまで下げていたニューヨーク市場のWTI(テキサス産軽質油)…
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原油は まだ下がるのか? (下)

◇ 「原油は安くない」という考え方 = 原油の国際価格は、08年に1バレル=147ドルにまで高騰した。その水準からみれば、最近の30ドル前後という価格は大幅に安い。だが現在の価格水準は本当に安いのか。歴史的にみると1973年の第1次石油ショックは、アラブ産油国が原油価格を3ドルから5ドルに引き上げたことで惹き起こされた。その後77年には…
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原油は まだ下がるのか? (上)

◇ 20ドル下限説が有力 = 「原油価格は下げ止まった」という見方が出始めている。というのも先週のニューヨーク市場で、一時は1バレル=26ドル台まで下がったWTI(テキサス産軽油)の先物相場が、週末になって急騰。32ドル台にまで大きく戻したからである。だが関係者の間では、依然として「20ドル近辺まで下げる」という予想の方が有力だ。なぜだ…
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予測しがたい3大要因③ 原油価格

◇ 20ドルまで値下がりするのか = 原油価格は下がりすぎてしまった。代表的な油種であるWTI(テキサス産軽油)の先物相場でみると、一昨年の夏には1バレル=100ドルを超えていたものが、きのうは33ドル台にまで下落した。消費者にとっては有難い話だが、ここまで安くなると弊害も大きくなる。産油国や新興国の経済が圧迫され、株価も下落を免れない…
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“逆石油ショック”の 足音

◇ アメリカも輸出を解禁 = アメリカ議会は先週18日、原油の輸出を解禁する法案を可決した。アメリカは1970年代の石油ショック時に、資源の流出を防ぐため原油の輸出を法律で禁止。それを40年ぶりに解除したわけだ。その背景には、シェール・オイルの生産でアメリカがサウジを抜いて世界一の産油国となった事実がある。だが、この措置によって原油の国…
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OPECは 崩壊する? (下)

◇ 当分は機能せず = OPEC総会では、3つの主張が激しくぶつかり合った。ベネズエラなどの減産派、サウジやクウェートなどの減産反対派、そしてイランやイラクなどの増産派。7時間にわたって議論されたたが合意には至らず、来年6月の次期総会まで結論は持ち越された。つまり少なくとも今後6か月間、OPECは機能を停止する。サウジとイランの対立には…
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OPECは 崩壊する? (中)

◇ 敵は本能寺にあり = OPECは昨年6月の定時総会でも、原油の減産を決めなかった。このため原油価格は、当時の1バレル=100ドル近辺から急速に下落している。このとき減産しなかった理由は、むしろ供給量を増やして価格を下落させることにあった。原油安を武器に、台頭いちじるいいアメリカのシェール産業を叩き潰そうとしたのである。結果としてアメ…
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OPECは 崩壊する? (上)

◇ 原油価格は35ドル台に = 原油の価格が下げ止まらない。ニューヨーク市場のWTI(テキサス産軽油)先物相場は先週、一時1バレル=35ドル78セントまで落ち込んだ。WTIの過去最高値は08年の147ドル、昨年夏にはまだ100ドルを超えていた。それがこの1年で急降下。産油国は軒並み財政収入の不足に悩み始め、先行き不安から世界の株価も下落…
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OPEC 対 アメリカ : 原油戦争 (下)

◇ どちらが先に音をあげるのか = アメリカでシェール・オイルを採掘しているのは120社ほど。最近は生産を休止した会社も現われ、倒産したケースも出ている。さすがに原油価格が1バレル=40ドルまで落ちると、経営は苦しいようだ。9月の生産量をみても日量は918万バレル。前月より1%、4月より4%減っている。しかもアメリカ全体の原油在庫量は4…
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OPEC 対 アメリカ : 原油戦争 (上)

◇ 日本への恩恵は甚大 = ガソリンや灯油が安い。資源エネルギー庁の集計によると、11月9日時点のレギュラー・ガソリン小売価格は全国平均で1㍑=132円20銭だった。10年11月以来5年ぶりに低い水準で、ことしの7月に比べても12円ほど安くなっている。年末に向かって需要期に入るが、業界関係者は「価格はまだ少し下がるかもしれない」と言って…
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長引く 原油安の功罪 (下)

◇ OPECの戦略は失敗したが = OPECが減産しなかったのは、原油価格を暴落させることによって、アメリカで誕生したシェール産業を叩き潰そうと考えたからである。ところがシェールは意外に頑張った。たしかに生産性の悪いリグは廃棄に追い込まれ、全体のリグ数は6割も減少した。しかし原油・ガスの産出量は13年の日量882万バレルから、最近でも5…
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長引く 原油安の功罪 (上)

◇ 株価の上昇を妨げる要因に = アメリカでは今週から、主要企業の決算発表が本格的に始まる。トムソン・ロイター社の主要500社集計によると、4-6月期の1株当たり利益は前年同期比で3%減少する見通し。寒波に見舞われた1-3月期の2.2%増より悪化する。減益になる最大の原因は、原油の国際価格が1バレル=50-60ドルの低水準を続けているこ…
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原油安・ECB・ギリシャの読み方 (上)

◇ 原油の底値は確認できた = ニューヨーク商品市場のWTI原油相場は、昨年7月の1バレル=100ドル台から暴落。ことしに入って45ドル台にまで約6割も下落した。ただ、この2週間ほどは45-50ドルの間を上下している。このため原油の国際価格は下げ止まったのではないか、という見方が強まってきた。ただし世界的な原油の供給過剰状態は、依然とし…
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原油安のメリット出る : 貿易統計

◇ 燃料輸入額が12%減少 = 財務省は17日、11月の貿易統計を発表した。それによると、輸出は6兆1889億円で前年比4.9%の増加。円安にもかかわらず、伸び方は鈍い。一方、輸入は7兆0807億円で1.7%減少した。その結果、貿易収支は8919億円の赤字。前年より赤字幅は31.5%縮小したが、29か月連続の赤字となっている。 輸…
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皮を切らせて骨を斬る? ; OPEC (下)

◇ 飛び交う3つの推測 = OPEC総会では、ベネズエラやリビアなど数か国が強硬に減産を主張した。ところがサウジアラビアやクウェートなどの主軸国はこれに反対、結局は「生産目標の据え置き」が決まったと伝えられる。ここから引き出された推測は、OPECの分裂説。今後は意見がまとまらず、原油価格に対する影響力もなくなるだろうと予想する。 …
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皮を切らせて骨を斬る? ; OPEC (中)

◇ 日中韓は大助かり = いま世界で原油を大量に輸入している国は、アメリカ、中国、日本、インド、韓国の順である。原油価格が大幅に安くなれば、これらの国は大変な得をする。特に日本の場合は、増税後の景気回復が思わしくない。そんなときに電気料金、ガソリン、灯油などの値下がりは、景気にとって大きなプラス要因になる。中国や韓国も大助かりだろう。 …
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