テーマ:原油

皮を切らせて骨を斬る? ; OPEC (上)

◇ 原油価格が暴落した = OPEC(石油輸出国機構)は11月27日の総会で「現行の日量3000万バレルという生産目標を据え置くこと」を決めた。この決定を受けて、原油の国際価格は暴落している。原油の大輸入国である日本にとっては、思ってもいなかった朗報だ。しかし価格の暴落を覚悟のうえで、OPECはなぜ減産という手段を回避したのだろう。ナゾ…
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ガソリン高騰は 止まるのか? (下)

◇ 原油の国際価格を決める力 = 原油の国際価格も、いろいろな要因で決まる。WTIの場合は、まずアメリカの需給状態。景気動向や在庫の増減。ひいては金利や株価の変動。もちろん、夏休みといった季節的な要因もからんでくる。それに加えて、海外の情勢も大きな要因だ。 アメリカの景気は、ゆっくりした回復を続けている。しかし原油の需要はそれほど…
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ガソリン高騰は 止まるのか? (上)

◇ 4年10か月ぶりの高値 = ガソリンの価格が高騰している。資源エネルギー庁の集計によると、レギュラー・ガソリンの店頭価格は先週、全国平均で1㍑=160円20銭に上昇した。6週連続の値上がりで、08年10月以来の高値になっている。そろそろ天井という見方も出ているが、はたしてどうだろう。 ガソリン価格が上昇している原因は、いくつか…
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喜べない 2月の貿易黒字

◇ 鉱物性燃料の輸入増大が重荷 = 貿易収支が5か月ぶりに黒字となった。財務省が発表した2月の貿易統計によると、輸出は5兆4400億円で前年比2.7%の減少。一方、輸入は5兆4000億円で9.2%の増加だったが、輸出の減少幅が小さかったために貿易収支は329億円の黒字を記録した。黒字は昨年9月以来のことである。 輸出の減少幅が小さ…
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景気回復のカベ? : 原油の高騰 (下)

◇ 日本は電力がピンチに = 日本でもガソリン価格は上がっている。店頭価格の全国平均は先週、1リットル=152円60銭に。この1か月で10円の値上がりとなった。灯油や輸送用燃料、重油も値上がり。このため航空各社は近くサーチャージを1割ほど引き上げる。貨物船や漁船、バス、トラック、あるいはビニールハウスなどのコストも増加してしまう。 …
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景気回復のカベ? : 原油の高騰 (上)

◇ 米のガソリン価格は危険水域に = ガソリンの価格が世界中で高騰している。アメリカでは先週、小売り価格の全国平均が1ガロン=3ドル80セントにまで跳ね上がった。前年比では1割も高くなっている。過去の経験則に従えば、4ドルになると個人消費が抑制気味になるという。ようやく景気回復の軌道に乗り始めたアメリカ経済に、新たな阻害要因が出現した形…
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今週のポイント

日米の株価が、ともに新しいゾーンを確保した。日経平均は先週14日、7か月半ぶりに終り値で10000円の大台を回復。その後も大台のキープに成功した。週間では200円の値上がり。これで6週間の連騰となり、震災直前の水準まであと300円に迫っている。市場では月内1万2000円の声さえ聞かれ始めた。ジャスダックと東証2部の株価は、すでに震災前の…
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難題! ; イラン原油の輸入停止? (下)

◇ 段階的な削減の程度が問題 = アメリカ議会が成立させたイラン原油の禁輸法は「イラン中央銀行と決済取引のある外国銀行には、アメリカ国内の金融システムを利用させない」という内容。イランの民間銀行はすでに制裁措置の対象になっており、外国との取り引きができない。そこで原油の輸入国は、イランの中央銀行を通じて代金の決済をしている。つまり禁輸法…
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難題! ; イラン原油の輸入停止? (上)

◇ 原油輸入量の1割弱 = 新年早々から、思わぬ難題が降りかかってきた。日本が輸入する原油の1割弱を占めるイラン産の原油が、近く輸入できなくなるかもしれない。アメリカやEUが年末年始の間にイランに対する経済制裁を強化、イラン原油の輸入禁止で結束したからだ。日本にも同調を求めてくることは必至。さあ、どうするか。 コトの起こりは昨年1…
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3度目の 100ドルへ / 原油価格

◇ 大きい日本への悪影響 = 原油の国際価格がまたまた100ドル台に乗せようとしている。ニューヨーク市場のWTI(ウエストテキサス・インターメディエート)先物価格は先週末、1バレル=98ドル99セントに上昇した。今週中にも100ドルを超える可能性は高い。仮に超えれば史上3度目の100ドル台ということになるが、日本経済に及ぼす悪影響はかつ…
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自動車と原油 : 貿易赤字の2大要因

◇ 5月下旬は2000億円の黒字 = 財務省が20日発表した5月の貿易統計によると、輸出は4兆7600億円で前年比10.3%の減少。輸入は5兆6100億円で12.3%の増加。この結果、貿易収支は8500億円の赤字だった。この赤字額は4月の4600億円を大きく上回り、リーマン・ショック後の09年1月に次ぐ過去2番目の記録である。 輸…
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心配な 円高是正の行きすぎ (下)

◇ 原油は100ドルを踏み台に = 原油価格が着実に上昇している。ニューヨーク商品取引所のWTI(ウエストテキサス・インターミディエート)先物価格は1バレル=108ドル台に。2年半ぶりの高値となった。この国際価格の上昇を受けて、日本国内のガソリン小売り価格も1リットル=150円台に乗せている。 08年の春から夏にかけても、原油価格…
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心配な 円高是正の行きすぎ (上)

◇1か月足らずで9円も下落 = 円高を是正する動きが急速に進行している。現在の円相場は1ドル=85円台。3月17日にニューヨーク市場で記録した史上最高値の76円25銭から、1か月足らずで9円も安くなった。円相場が適正な水準に戻ってきたことは歓迎していいが、市場では円安がもっと進むという見方も増えている。仮にそういうことになると、こんどは…
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今週のポイント

株価の振幅が大きくなった。ダウ平均も日経平均も、先週は大きく上げた日と大きく下げた日が混在した。ダウ平均は結局、週間で39ドルの上昇。日経平均は167円の値上がりだった。振幅の拡大は、好材料と悪材料が入り乱れたため。日米ともに国内経済と企業収益の改善が好材料に、原油価格の上昇が悪材料になった。 こうした傾向は、今週も続きそうだ。し…
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生産の「持ち直し」は 持続するのか

◇ 原油価格の動向がカギ = 経済産業省は28日、1月の鉱工業生産指数を発表した。それによると、1月の生産は前月比2.4%の増加。これで3か月連続の増加となった。出荷は1.1%の増加、在庫は4.7%増加した。この結果を見て経済産業省は「生産は持ち直しの動きで推移している」という判断を変えていない。 生産が増加した原因は、自動車や鉄…
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今週のポイント

先週の株式市場は、初めから終りまで原油に振り回された。週初はリビアで反体制派の制圧範囲が拡大し、産油量も減少したことから原油価格が高騰、株式も売られた。しかし週末には、サウジアラビアが増産してリビアの減少分を補うというニュースが伝えられ、株価は小幅ながら反発している。結局、ダウ平均は週間261ドルの値下がり。日経平均も316円の下落とな…
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原油価格は、まだ上がる

◇3年前より条件は悪化 = 中東・北アフリカ情勢の緊迫化を受けて、原油の価格が急騰している。23日のニューヨーク市場では、WTI(ウェストテキサス・インターミディエート)先物相場が1バレル=98ドル10セントを付けた。ロンドン市場では、北海ブレンドが110ドルまで高騰。東京市場でも、ドバイ原油が104ドル30セントに跳ね上がった。 …
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上昇し始めた国際価格 : 原油・食料品etc.(下)

◇ 新興国の悩みは深刻に = すでに新興国では、商品価格の高騰が深刻な問題を惹き起こしている。不況を克服するためにアメリカなどの先進国は金融の超緩和政策をとり、これで生じた余剰資金が新興国に流れ込んだ。その結果、中国をはじめ東南アジア諸国やブラジルなどでは、物価の上昇と不動産価格の騰貴に悩まされている。 これらの諸国はインフレとバ…
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上昇し始めた国際価格 : 原油・食料品etc.(中)

◇ 5つの原因が重複競合 = 国際商品が値上がりし始めた背景には、大きな5つの原因がある。その第1は中国やインドなど新興国の需要が増大したこと。第2はアメリカなど先進諸国の景気が回復してきたこと。第3はカネ余りによる投機資金の活動。第4は寒波や干ばつなどの異常気象。そして第5はエジプトの政情不安である。 個別の商品によって、これら…
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上昇し始めた国際価格 : 原油・食料品etc.(上)

◇ ガソリン・食用油・砂糖など値上がり = 国際商品市場で、原油や鋼材、小麦や大豆など食料品の価格が目立って上昇し始めた。このため店頭でも、ガソリンや砂糖などの値段が上がっている。国際価格の高騰には、いろいろな原因が絡んでいる。これが今回の特徴であり、価格の上昇はまだまだ続きそうだ。 ニューヨーク取引所で1月31日、原油価格の指標…
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デフレは解消? / 構造は残る (下)

◇ デフレとデフレ構造は区別しよう = 昨年の企業物価は上昇が10月から始まったため、年間としては前年比0.2%の下落だった。それでも09年は5.2%の下落だったから、下落の幅はぐんと縮まったことになる。よほどのことがない限り、ことしは年間を通じても上昇することになるだろう。消費者物価も上昇する公算が大きい。 ここで気になるのは、…
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デフレは解消? / 構造は残る (上)

◇ 上昇してきた企業物価 = 日銀の発表によると、昨年12月の国内企業物価は前月比で0.4%、前年比では1.2%の上昇となった。リーマン・ショック後はずっと下げ基調だったが、昨年10月からはっきり上げ基調に転じている。主たる理由は、国際市場で石油や非鉄金属、食料などの価格が高騰し始めたこと。国際商品の高騰はまだまだ続きそうだから、企業物…
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2011年の展望③ = 原油価格は要注意!

◇ 2年3か月ぶりの高値に = 原油の国際価格が、またまた騰勢を強めてきた。ニューヨーク市場のWTI(ウェストテキサス・インターメディエート)先物相場は、12月31日の終り値で1バレル=91.38ドルまで上昇。さらに年明け1月3日は、一時92.58ドルにまで水準を切り上げた。リーマン・ショック直後、08年10月以来の高値である。 …
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喜べない 原油輸入量の激減

◇ 主因は景気の低迷 = 財務省が発表した09年の貿易統計によると、原油や天然ガスなどのエネルギー輸入が激減した。たとえば原油・粗油の輸入量は2億1300万キロリットルで、前年より11.9%減少した。液化天然ガスは6449万トンで6.9%の減少。石炭も1億6186万トンで15.6%減少している。 08年はエネルギーの国際価格が高騰…
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