テーマ:国債

「借金1人当たり830万円」の虚しさ

◇ だから、どうなるの? = 財務省はことし3月末の「国の借金」残高を発表した。それによると、国の借金残高は1053兆3572億円。1年前より28兆4000億円増加した。その内訳は国債が881兆円、借入金が55兆円、政府短期証券が117兆円となっている。さらに16年3月末には1167兆円に達する見通しだという。 05年3月末の国の…
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「1人当たり815万円の借金」の意味

◇ 国と地方の借金は1035兆円に = 財務省の推計によると、国と地方を合計した長期債務は、来年3月末には1035兆円に達する見込みだ。内訳は国が837兆円、地方が199兆円。国民1人当たりにすると、約815万円の“借金”だという。なるほど「大変だなあ」とは思うけれど、もう1つピンとこない。慣れっこになってしまったのだろうか。 た…
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国債は発行せず : 補正予算

◇ 税収増などで財源を確保 = 政府はいま総額5兆円の13年度補正予算を編成中だが、新たな国債は発行せずに済む見通しになった。景気の回復で、税の自然増収が2兆円を上回る見込みになったためである。国債の発行なしで補正予算を組むのは、最近では珍しい。 財源として考えられているのは、まず12年度の決算剰余金が1兆3000億円ほど。また東…
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国の借金は新記録 : でも金利は低下

◇ 1人当たり794万円に = 財務省の発表によると、国の借金は9月末時点で1011兆1785億円に達した。3月末に比べると、19兆5774億円も増えている。この借金を国民1人当たりにすると約794万円。財務省では、来年3月末には1107兆円になると予想している。 借金の内訳をみると、国債が840兆円。借入金が55兆円。政府短期証…
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もう心配しない? : 国の借金

◇ ついに1000兆円を突破 = 財務省は6月末時点の国の借金総額が、はじめて1000兆円を超えたと発表した。内訳は国債が830兆5000億円、借入金が54兆8000億円、政府短期証券が123兆4000億円。総額は1008兆6281億円で、前年より32兆円増えた。日本のGDPの約2倍。国民1人当たりにすると、792万円の借金ということに…
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不気味な 長期金利の上昇 (下)

◇ 大きい上昇の弊害 = 長期金利が上昇することの弊害は大きい。すでに大手銀行は5月初め、住宅ローンの金利を引き上げた。6月にも再引き上げする可能性が高い。金融機関の企業に対する貸出金利も上昇する。また金利負担の増加を嫌って、企業の社債発行もストップ状態だ。景気に対する悪影響は小さくない。 仮にもっと長期金利が上昇すると、どうなる…
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不気味な 長期金利の上昇 (上)

◇ 日銀が買っても下げ渋る = 株式市場が変調した。日経平均は先週末、乱高下を繰り返しながら大きく反落。昨年11月から続いた上昇気流は、いったん吹き止む形となった。スピード超過とも言える上げ相場の“反動”という見方が一般的だが、不気味なのはその裏でジワリと上昇してきた長期金利だ。 日経平均の上昇は、昨年11月14日に野田前首相が衆…
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とうとう1000兆円 / 国の借金

◇ 6月末には大台を突破へ = 財務省は10日、13年3月末時点の「国の借金」残高を発表した。それによると、国の借金は合計991兆6000億円。1年前に比べて31兆7000億円増えている。この借金総額は日本のGDPの約2倍。国民1人当たり約779万円ということになる。 借金の内訳をみると、国債が821兆5000億円。借入金が54兆…
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新年度予算案の カラクリ (上)

◇ 形は100点満点だが = 新年度予算案が組み上がった。政府はきょう29日の閣議で決定し、国会に提出する。内容をみると、一般会計の歳出は92兆6000億円。民主党内閣が作った12年度の当初予算92兆9000億円をわずかに下回った。歳出額が前年度予算を下回るのは7年ぶりのことである。 次に新規国債の発行額は42兆8500億円。これ…
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安倍政権の 経済政策 (中)

2)国債発行 = 大型補正予算に関するもう1つの問題は、やはり財源の調達である。財務省によると、11年度予算の剰余金1兆2000億円、金利低下による国債利払い費の減少、12年度の税収上振れなどによって、5兆円程度の財源は調達できるという。しかし仮に10兆円の補正を組めば、残りの5兆円は国債の増発に頼らざるをえない。 国債の発行残高…
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国債購入は イバラの道 / ECB

◇ ドイツが握るカギ = ECBは先週6日の理事会で、南ヨーロッパ諸国の国債を購入することを決めた。この決定で、スペインやイタリアの長期国債が買われ、利回りはともに0.5%ほど低下した。これによりユーロ圏の信用不安に対する警戒感が薄まり、ダウ平均株価は大幅に上昇してリーマン不況後の高値を更新している。だがECBが実際に南ヨーロッパ諸国の…
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歯止め失った 国債買い入れ / 日銀

◇ “銀行券ルール”を逸脱 = 中央銀行が無制限に国債を買い入れれば、財政節度が失われ日銀の信用にもキズが付く。そこで国債の保有額は、日銀券の発行残高以下に抑える。日銀が自ら作った“銀行券ルール”である。そのルールが、いとも簡単に破られてしまった。 日銀の発表によると、8月10日時点の銀行券発行残高は80兆7876億円。これに対し…
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短期証券は2割へ / 海外の国債保有率

◇ 危険水域に近づく? = 日銀は先週19日、1-3月期の資金循環統計を公表した。それによると3月末時点で、海外投資家が保有する日本国債は76兆4000億円。前年比では14兆3000億円の増加だった。国債発行残高919兆4000億円に占める比率は8.3%と過去最高。それだけ海外勢の意向しだいで、国債の価格と利回りが変動しやすくなるので心…
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今週のポイント

5月の株式市場は散々だった。日経平均は5月中、5週間すべて下げ。月間では978円の値下がりだった。下落率は10.3%に達し、大震災があった昨年3月の下落率8%を上回っている。先週は140円の値下がり。ダウ平均も5月中は835ドルと大きく下落した。先週は336ドルの値下がりで、終り値はことしの最安値に。ヨーロッパやアジアの株価も、軒並み大…
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国債はバブル状態 : 恐ろしい崩壊

◇ 1年ものは13倍超える応札 = 日本の国債に投機資金が殺到している。このため国債の価格が上昇、利回りは急低下した。10年もの国債の利回りは先週、0.815%にまで低下。リーマン・ショック後の水準を下回って、9年ぶりの低さとなった。1年もの国庫短期証券は2兆5000億円の発行に対して、応札が33兆円に達したほど。だが人気があって結構と…
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資金循環統計の 読み方 (下)

◇ 海外の国債保有が急増 = こんどは話題の国債保有者について調べてみよう。最大の保有者は金融機関。11年末の残高は696兆円で、5年前より107兆円も増えている。このような金融機関による大量の保有が支えとなって、日本の国債は値下がりしないというのが現在の構図である。 次に外国人の国債保有高。外国人と言っても個人ではない。外国の政…
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難解きわまる 日銀の論理

◇ 目標とメドの違いは? = 日銀は14日の金融政策決定会合で、望ましい物価水準と金融緩和の追加策を決定した。物価水準については従来「2%以下のプラス領域にあり、中心は1%程度」としてきたが、この表現はいかにも判りにくいという批判が出ていた。そこで今回は、これを「当面は中長期的な物価安定のメドを1%とする」に改めている。 多少は判…
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日本の国債 : 景気よくなると危ない?

◇ 国の借金は1000兆円を突破へ = 財務省の集計によると、国の債務残高が来年3月末には1000兆円を突破する見通しとなった。11年度予算を組んだ時点では1000兆円をわずかに下回る計算だったが、震災復興の補正予算などで借金が膨らんだ。年度末の借金残高は1024兆円に。国民1人当たり約802万円となる。 国の債務残高というのは、…
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イタリアは 防火壁になるのか (下)

◇ 国民の理解と支持がカギ = イタリアはIMFの監視を受け入れることになったが、融資は断った。この点はギリシャと違う。また国債利回りも6%台に乗せたが、ギリシャの27%という法外な金利に比べればまだ低い。だが何もしなければ、すぐにギリシャ化することは明らかだ。そこで政府は厳しい財政再建策を導入しようとしている。 ベルルスコーニ首…
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イタリアは 防火壁になるのか (上)

◇ 国債利回りの急騰が引き金 = ヨーロッパの財政・金融不安は、とうとうイタリアに飛び火した。想定されたギリシャ⇒ポルトガル⇒スペイン⇒イタリアという順番ではなく、危機は一気にイタリアを襲ったという感じがする。ここで食い止めなければ、火はフランスに及ぶかもしれない。そうなればユーロ圏もEUも瀕死の状態に陥る。イタリアは防火壁の役割を果た…
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あきれた 日本銀行の小心翼々

◇ お粗末すぎた円高対策 = 日銀は先週21日、円高の阻止を目的とした金融緩和の追加策を決めて発表した。その内容は、資産買い入れ基金の規模を50兆円から55兆円に増やす。この増加分5兆円はすべて残存期間1-2年の国債購入に充てる。こうして長期金利の引き下げを図り、日米間の金利差を拡大することで、円に対する投資需要を減らし相場を下げようと…
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今週のポイント

今週はアメリカの債務引き上げ限度をめぐって、政府と与野党間で決着をみるかどうかが最大の焦点。もし今週中に決着しないとアメリカは既発国債の償還ができなくなり、現実にデフォルト(債務不履行)状態に陥る危険性が大きい。そうなればアメリカ経済はもちろん、世界経済に与える影響は計り知れない。 アメリカ政府の総債務残高は現在、法律で決められた…
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イタリアに飛び火 / 欧州の財政危機

◇ 次の標的は日本か? = EU(ヨーロッパ連合)内部の財政不安がギリシャから、スペインとイタリアにまで飛び火した。スペインの長期国債利回りは6.3%台に、イタリア国債も6%台に急騰。このためヨーロッパ各国の株式とユーロが売り込まれた。ニューヨークと東京でも株価は値下がり、円相場は急上昇している。 発端は11日のユーロ圏財務相会議…
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1000兆円になる 国の借金

◇ 11年度末には確実に大台乗せ = 財務省の発表によると、ことし3月末の国の借金は924兆3596億円になった。前年に比べると41兆円の増加。国民1人当たりにすると、約722万円になる。11年度予算でも借金は増えるから、来年3月末には1002兆円に膨れ上がる。震災復興で国債の増発は避けられず、借金総額はさらに増大する見込みだ。 …
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いまこそ 復興マニフェストを (下)

◇ 政治家は何を負担するのか = 国会議員が個人的にいろいろな考え方を持つことは当然だろう。だが意見を言い合って議論をするのはいいが、それで政党としてのマニフェストが作成できないのでは困る。基本的な考え方がまとまらないと、復興計画の遂行が遅れてしまうからだ。政党としての考え方が決まれば、一致点はすぐに実行できる。そこから妥協点も見つけ出…
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いまこそ 復興マニフェストを (上)

◇ 基本的な考え方を明確に = 震災の復興対策についての基本的な考え方が、少しずつ固まってきた。政府はまず総額4兆円程度の第1次補正予算を早急に組み、災害地の復旧に充てる。そのあと6月をメドに第2次補正予算を成立させて、本格的な復興事業を開始する方針。並行して検討を開始した復興構想会議では、財源についての具体的な試案も提起されている。 …
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国債の格下げ : 市場は反応せず

◇ 危険度は金利の上昇で判断 = アメリカの調査・格付け会社スタンダード・プーア社は先週、日本国債の格付けをダブルAからダブルAマイナスに1段階引き下げると発表した。同社による日本国債の格付け引き下げは、02年4月以来8年9か月ぶりのこと。ダブルAは上から4番目のランキングで、中国やサウジアラビアと同じ評価になる。 引き下げの理由…
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メガバンクの 不思議な好決算

◇ 増益の主役は国債の売却益 = 3大銀行グループの4-9月期決算は、そろって大幅な増益となった。三菱UFJ、みずほ、三井住友の3大銀行グループを合計した純利益は1兆1158億円。前年同期の約3倍、9月中間決算としては4年ぶりに1兆円を超えた。だが本業である貸出残高は減っており、代わって増益の主柱となったのは国債の売却による利益だった。…
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中央銀行の国債購入 : その結果は? (下)

◇ 日米で54兆円の資金を放出 = 中央銀行が国債を購入することによって、日本とアメリカを合計すると新たに54兆円の資金が市場に放出される。その大半は金融機関の手に渡るが、金融機関はこの資金をどこに貸すのだろう。最も考えられる貸し付け先は、低利融資を望んでいるフェッジファンドなどの投資機関にちがいない。 その途端に、この資金は投機…
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中央銀行の国債購入 : その結果は? (中)

◇ 景気対策としての効果は疑問 = 日銀は流通市場で、主に残存期間1-5年程度の国債を買い入れる方針。すでに期間1年未満の短期金利は、政策金利をゼロに近付けているから十分に下がっている。今回は残存期間1-5年の国債買い入れで、中期金利の引き下げを図るわけだ。だが、こうした金利引き下げとそれに伴う資金供給の増大で、景気はよくなるのだろうか…
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