テーマ:日銀

400兆円 × 2 ⇒ ?? : 日銀

◇ 先行きに広がる不安 = 400兆円という金額。想像を絶する膨大なおカネである。なにしろ日本のGDPの約8割。国民に分配すれば、1人当たり300万円にもなる。オリンピックなんかは100回開いても、まだおつりがくる勘定だ。その400兆円という莫大な金額を、日銀が最近2つの分野で記録した。 まずは国債の保有額。発表によると、日銀の国…
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空洞の 新金融政策 : 日銀

◇ メッキはすぐに剥がれる = 日銀は21日の政策決定会合で、新しい金融緩和策の枠組みを決め発表した。市場では日銀が現状を維持するという観測もあったため、この変更を歓迎。円相場は一時103円近くまで下落。日経平均は300円を超える値上がりとなった。そのあとアメリカでは、FRBが利上げの見送りを決定している。これでダウ平均株価は160ドル…
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黒田日銀総裁の 独りよがり (下)

◇ 副作用が大きいマイナス金利 = 黒田総裁はマイナス金利に副作用があることを初めて認めたが、どうも金融機関の収益を圧迫している点だけが頭にあるようだ。このためマイナス金利は、副作用よりプラス効果の方が大きいと主張する。だがマイナス金利の副作用は、もっと広い範囲で深刻に現われている。たとえば年金基金の経営が苦しくなり、年金の将来に対する…
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黒田日銀総裁の 独りよがり (上)

◇ 率直な反省は聞かれず = 日銀は来週20-21日に金融政策決定会合を開いて、これまで実施してきた金融緩和政策の効果について検証する。だが黒田総裁はその前に各地で講演し、その内容をほぼ明らかにしてしまった。総裁の発言内容と21日に公表される検証レポートが食い違うことは、絶対にありえない。したがって検証レポートは、黒田総裁の講演内容を裏…
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“秋の陣”を意識した? 日銀

◇ 9月が大勝負のときだ = 政府は9月の臨時国会で第2次補正予算を成立させ、新しい経済対策の実行に着手する。その事業規模は28兆円で、第2次安倍政権になってからは最大。だが、それで景気がどのくらい押し上げられるかは、不安定な海外経済の動きもあって、なかなか予測が難しい。そこで政府・与党としては、どうしても日銀の支援が欲しい。日銀として…
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ヘリコプターは 飛ばせない : 日銀 (下)

◇ 秋には飛ぶ可能性も = 国債は、国が発行する借用証である。だから、償還期限と金利は明示されていなければならない。しかし日銀が直接引き受ける場合は、償還期限を定めず、金利もゼロとすることができる。こうすれば政府は利子も払わず、返済の義務もない。まさに究極の金融緩和策である。 だが、こんな政策を実行すれば、激しいインフレが起こった…
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ヘリコプターは 飛ばせない : 日銀 (上)

◇ 手詰まりの日本銀行 = 日銀が今週28-29日に開く金融政策決定会合に、世界中の市場関係者が注目している。参院選での圧勝を背景に、安倍首相は「経済対策を最重視する」と宣言した。それならば日銀も協力せざるをえないのではないか。こんな推測が、特に外国人投資家の間で盛り上がった。なかには、究極の金融緩和策であるヘリコプター・マネー採用説ま…
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日銀の ささやかな抵抗?

◇ 新しい消費活動指数を作成 = 日銀が独自に「消費活動指数」を作成、毎月発表することになった。商業動態統計や第3次産業活動指数のほか、自動車や電力など業界団体の統計を活用する。GDPの6割を占める個人消費の動きを、供給サイドから捉えようとする試みだ。その背景には、総務省が集計している家計調査への不信感が見え隠れしている。 家計調…
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自分の首を絞めた 日銀

◇カラ威張りで信用を失う = 日銀は先週28日の金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決めた。市場関係者の多くは、追加の緩和策が打ち出されると予想していたために大きく失望。急激な円高と大幅な株安という結果を招いてしまった。同じ日にFRBも金融政策の現状維持を決めたが、ニューヨーク市場は素直に受け入れている。この差はどこから生じたのだろ…
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さあ、どうする?? 日銀

◇ 追加緩和を織り込んだ市場 = 日銀は今週27-28日に金融政策決定会合を開いて、追加緩和策の是非を決める。すでに市場はかなりの程度を織り込み済みで、たとえば円の対ドル相場は11日の107円台から先週は111円台にまで急落した。この円安で、日経平均も先週は724円の大幅高となっている。もし日銀が追加緩和に踏み切らないとすると、市場は失…
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破れたり マイナス金利 (下)

◇ 副作用だけが残った = 金融機関が国債を買い漁った結果、長期金利は1週間で0.020%まで低下した。この先なお買い続けると、値段が上がって額面を超える。そこで買った人は確実に損をするわけだ。だが多くの金融機関が「日銀に預ければ0.1%の手数料を取られる。だから0.1%以下の損なら国債を買ってもいい」と考えたのだろう。このため長期金利…
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破れたり マイナス金利 (上)

◇ 効果は1週間で消滅 = 黒田日銀総裁が自信満々で打ち出した「マイナス金利」政策は、散々な結果で終わった。発表の直後こそ、円の対ドル相場が121円に下落、日経平均株価も1万8000円に接近した。だが1週間後、円は116円台にまで急騰、株価は1万7000円を割り込んでいる。最初はその意外性に驚いた市場だったが、すぐにその正体を見破ったよ…
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ナゾに包まれた マイナス金利 (下)

◇ 景気対策としての効果は疑問 = 日銀はこれまで金融機関から預かっている当座預金に、年0.1%の利息を支払っていた。それを2月16日以降の新規預金分については、逆に0.1%の手数料を取ることにした。金融機関は日銀に預けると、損をすることになる。このため金融機関が日銀を敬遠し、そのおカネを企業や個人に貸し出せば景気がよくなるだろう。--…
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ナゾに包まれた マイナス金利 (上)

◇ 黒田総裁の君子豹変 = 日銀は先週29日の金融政策決定会合で、日本としては初めてとなる「マイナス金利」政策の導入を決定した。銀行などの金融機関が日銀におカネを預けている当座預金に金利を付けず、逆に手数料を取るというのがその内容。こうすることで金融機関が日銀におカネを預けず、企業や個人におカネを貸し出すように仕向ける。結果的に、景気を…
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日銀は ど近眼なのか

◇ 景気の回復を強調するばかり = 「国内経済は輸出と生産面に新興国経済の減速の影響がみられるものの、緩やかな回復を続けている」――黒田日銀総裁が今週開いた支店長会議の冒頭で発言した内容の骨子である。この会議では各支店長が担当地域の景況を報告。その結果は、前回10月の時点に比べて改善したのは東海地域だけ。悪化したのは近畿地域だけ。あとの…
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火縄銃を撃った 日銀 (下)

◇ 量的緩和は間もなく限界 = “異次元緩和”に踏み切ってから、日銀は年80兆円のペースで国債を市場から買い入れている。その結果、日銀の国債保有残高は9月末で315兆円。国債発行残高の30%を超えた。こんなに国債をがぶ飲みしている中央銀行は、世界でも珍しい。日銀が大量に買うものだから、市場では国債が品薄になり価格が上昇。長期金利は0.7…
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火縄銃を撃った 日銀 (上)

◇ 期待を裏切られた市場 = 日銀は先週末の政策決定会合で、新しい金融政策を決めた。ところが、その内容は全く無味乾燥で新味なし。このため金融緩和の追加策を期待していた市場は、一転して失望のどん底に突き落とされた。18日の日経平均は初め515円高となったあと、終り値では366円安にまで下げている。 日銀が発表した新政策は、ETF(上…
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弱気になった 日本銀行

◇ 決定会合の回数を減らす = 日本銀行は金融政策決定会合の開催日を、来年から年8回に減らすと発表した。金融政策決定会合は、金利や量的緩和など重要な金融政策を決める意思決定の最高機関。最近は年14回開いていたから、大幅な削減となる。理由はアメリカやヨーロッパの主要国が8回なので、それに合わせるのだという。 日本銀行法施行令には「1…
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業種間の格差が拡大 : 日銀短観

◇増税・円安・原油安の影響大 = 日銀は15日、12月の企業短期経済観測を発表した。最も注目される大企業・製造業の業況判断はプラス12。前回9月調査の結果を1ポイント下回った。また大企業・非製造業の業況判断はプラス16。こちらは前回を3ポイント上回った。こうした数字からみる限り、全体としての変化は小さかったと言える。 ところが内容…
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日銀の幸せは 日本国民の不幸

◇ 国民生活を圧迫する政策 = 日本経済新聞といえば、保守的で慎重な紙面作りで知られる。その日経新聞の7日付け朝刊のコラム≪羅針盤≫に「日本経済の幸せは日銀の不幸」という記事が載った。原油安は日本経済の福音だが、2%の物価上昇率を達成したい日銀にとって、物価上昇率を押し下げる原油安は望ましくない。というのが、その説明だ。なかなかの卓説で…
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国債まみれの 日本銀行

◇ 発行残高の2割を保有 = 日銀が保有する国債の総額が、はじめて国債発行残高の2割に達した。日銀の発表によると、日銀の国債保有残高は5月末時点で162兆1600億円。前月比で5兆6800億円増加した。5月末の国債発行残高は808兆8200億円だったので、日銀の保有額はその2割に相当する。 日銀の国債保有残高が急増しているのは、1…
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国の借金は新記録 : でも金利は低下

◇ 1人当たり794万円に = 財務省の発表によると、国の借金は9月末時点で1011兆1785億円に達した。3月末に比べると、19兆5774億円も増えている。この借金を国民1人当たりにすると約794万円。財務省では、来年3月末には1107兆円になると予想している。 借金の内訳をみると、国債が840兆円。借入金が55兆円。政府短期証…
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ムード的な回復 : 日銀短観

◇ 雇用判断は変化なし = 日銀は1日、6月分の企業短期経済観測調査を発表した。この調査は日銀が“異次元”の金融緩和政策を実施した4月4日以来はじめてのもの。それを反映して、企業の景況感は大きく改善している。円安や株高の影響が強く現れた形だが、まだ雇用を増やそうという姿勢は見えてこない。 大企業・製造業の業況判断指数はプラス4。前…
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黒田マジックの 見どころ (下)

◇ 恐ろしい国債の売り投機 = 黒田マジックの最後の見どころは、国債価格の動向である。日銀の新政策が発表されると、市場では国債に大量の買い注文が殺到した。このため先週は国債価格が急騰、利回りは急低下した。たとえば10年もの国債の利回りは一時0.315%まで下落、世界中が経験したことのない史上最低水準を記録している。 日銀が毎月7兆…
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黒田マジックの 見どころ (中)

◇ 景気の回復が不可欠 = 手の内をいっぺんに見せてしまった黒田マジック。その効果を長持ちさせるためには、景気の本格的な回復が欠かせない。新しい量的・質的緩和でマネタリーベースを2年間で2倍に増やしても、そのおカネが設備投資や消費に使われなければ意味がない。この点を見極めるためにも、黒田マジック第2の見どころは金融機関の貸し出しが増える…
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黒田マジックの 見どころ (上)

◇ 手の内をすべてさらす = 黒田体制を確立した日銀は先週末の金融政策決定会合で、新しい量的・質的な金融緩和策を決めた。まず政策目標を従来の金利からマネタリーベースに変更、黒田総裁は「異次元の政策だ」と胸を張った。しかし日銀にとっては異次元かもしれないが、実体は何も変わらない。黒田マジックを大きく見せるための前口上だと受け取っておこう。…
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今週のポイント

◇ 株価も金利も大変動 = 東京市場は歴史的な乱高下を演出した。日経平均は日銀の金融緩和政策が常識的な範囲にとどまるという予想から、4日の午前中は1万2000円すれすれまで下落していた。ところが午後になって新政策の内容がリークされると急上昇、600円ほど値上がりしている。5日も上げ調子は持続、一時は1万3226円に。しかし午後には売られ…
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気分先行型の 景気回復 : 日銀短観

◇ 設備投資計画は減退 = 日銀は1日、3月に実施した企業短期経済観測調査を発表した。それによると、業況判断指数は大企業・製造業がマイナス8で昨年12月調査より4ポイント改善。大企業・非製造業はプラス6で2ポイント改善している。昨年末からの円安・株高によって、経営者の心理が明るくなったことの反映だと言えるだろう。 利益の見通しも好…
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質的金融緩和政策 の登場

◇ 黒田マジックはタネ切れが心配 = 日銀の黒田新総裁は、これまでの量的な金融緩和政策に加えて、新たに質的な緩和政策を導入する。また国債の買い入れ残高を日銀券の発行残高以内に収めるという、日銀の自主的な規制措置も撤廃する方針。これらの政策変更によって、日銀の金融政策は大きく変貌する。 日銀は10年10月に資産買い入れ基金を創設。こ…
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ハダカにされた 日本銀行

◇ 無制限の金融緩和へ = 日銀は22日の金融政策決定会合で、物価2%上昇を金融政策の目標とすることを確認。加えて実質的に無制限の金融緩和政策を推進することを決めた。物価2%目標については、政府との共同声明で「できるかぎり早期に実現する」と明記。さらに3か月ごとに、その進捗状況を検証すると約束している。 量的金融緩和の具体策は、1…
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