国債は発行せず : 補正予算

◇ 税収増などで財源を確保 = 政府はいま総額5兆円の13年度補正予算を編成中だが、新たな国債は発行せずに済む見通しになった。景気の回復で、税の自然増収が2兆円を上回る見込みになったためである。国債の発行なしで補正予算を組むのは、最近では珍しい。

財源として考えられているのは、まず12年度の決算剰余金が1兆3000億円ほど。また東日本大震災の復興財源の使い残しが1兆5000億円以上。会計検査院の調査によると、復興財源は10月末時点で4兆5000億円が使われていなかった。さらに金利の低下で、13年度の国債費が1兆円以上も余るとみられている。

加えて税収の増加。所得税や消費税も伸びたが、法人税の増加が著しい。国税庁によると、12年度の法人の申告所得は45兆円を超え、前年を21.2%も上回った。税収も当初予算の見積り額を確実に1兆円以上オーバーする見通しである。

この結果、5兆円の補正予算を国債の増発なしで組んでも、なお財源が余りそうだ。いま財務省は14年度予算案を作成中。概算要求の総額は75兆円で、財務省はこれを72兆円に抑制したいと考えている。しかし要求官庁側は財源に余裕があることを理由に、削減に抵抗している。安倍首相がこの抵抗を排除し、14年度の国債発行額を減らせるかどうか。


    ≪21日の日経平均 = 上げ +289.52円≫

    ≪22日の日経平均は? 予想 = 上げ

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