6.7%成長を死守? / 中国

◇ 3四半期にわたり同じ水準 = 中国統計局が19日発表した7-9月期のGDP速報は、実質の前年同期比で6.7%だった。これで1-3月期から3四半期連続で、ことしは6.7%の成長率が続いている。習近平政権はことしの成長目標を6.5%-7.0%としているので、その範囲内に収まっているわけだ。しかし過剰設備の廃棄と不動産バブルが進行する中国経済が、こんなに安定した成長率を続けられるものなのだろうか。専門家の間でも疑問が出始めている。

統計局が同時に発表した経済指標をみると、1-9月期の鉱工業生産は前年比6.0%の増加。1-6月期の増加率と全く変わっていない。また小売り売上高は10.4%増で、1-6月期を0.1ポイント上回った。一方、固定資産投資額は8.2%増で、1-6月期の9.0%を下回っている。このうち不動産投資も1-9月期は5.8%の増加で、1-6月期の6.1%から伸びが縮んだ。

さらに税関総署が発表した9月の輸出額は、ドル・ベースで前年比10%も減少した。輸入額は1.9%の減少にとどまっているから、GDP統計に反映される純輸出額は大幅に減少したはずだ。こうした経済指標から推定しても、中国のGDP統計は政府の目標から外れないように操作されているのではないか。こんな疑惑が広がり始めている。

たしかに中国のGDP統計については、奇妙な点がないでもない。その1つは、発表が早いこと。現にアメリカもEU諸国も日本も、まだ7-9月期のGDP速報は発表していない。あの広大な中国で、こんなに早く統計を作成できるのはなぜだろう。もう1つは、そのくせ後になっての修正がない。日本でもアメリカでも、速報値と修正値が大きく異なることはしばしば。中国統計局の作業は、神業なのかしら。

      ≪19日の日経平均 = 上げ +35.30円≫

      ≪20日の日経平均は? 予想 = 上げ


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