今週のポイント

◇ 動き出した株価“秋の陣” = ニューヨーク市場の株価は先週末、大きく下落した。9日のダウ平均は394ドルの大幅な値下がり。最近の値動きをみると、ダウ平均は7月後半から3ケタの振幅はわずか3回だけ。それも100ドル台の動きにとどまっていた。それが400ドル近くの急落を演じたのは、FRBによる9月の利上げに対する警戒感が突然に高まったためだ。

市場の警戒感に火を付けたのは、FOMC(公開市場委員会)のメンバーでもあるボストン連銀総裁の「FRBは正統な金融政策を追及する」という発言だった。先週のニューヨーク市場では「利上げは12月までない」という観測が強まり、ナスダックの株価は史上最高値を更新している。ボストン連銀総裁の発言は、市場が「利上げなし」で固まることを阻止する狙いがあったと思われる。これでダウ平均は先週407ドルの値下がりとなった。

日経平均は先週40円の値上がり。ボストン連銀総裁の発言は、東京市場が閉じてから伝わった。その影響は今週になってから現われる。さらに東京市場の場合は、日銀の政策検証をどうみるかによっても影響を受ける。日銀が現在の緩和政策を強めるのか、弱めるのか。こちらは黒田総裁自身が盛んに発言しているが、どちらとも判定はしにくい。いずれにしても秋に入って、株価は大きく動き出しそうだ。

今週は12日に、8月の企業物価と7月の機械受注。13日に、7-9月期の法人企業景気予測調査。アメリカでは15日に、8月の工業生産、小売り売上高、生産者物価。16日に、8月の消費者物価と9月のミシガン大学・消費者信頼感指数。また中国が13日に、8月の鉱工業生産、小売り売上高、固定資産投資額を発表する。15-16日は、日銀の政策決定会合。

      ≪12日の日経平均は? 予想 = 下げ


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