今週のポイント

◇ 判定不能に陥った市場 = まるでポケモンのように動いて、市場ばかりか金融当局まで眩惑した。アメリカの雇用統計のことである。米労働省が2日発表した8月の雇用統計で、最も注目された非農業雇用者数は15万1000人の増加だった。7月の27万5000人を大きく下回り、市場が予測した18万人にも達しなかった。これで9月の利上げは、あるのかないのか。おそらくFRBの内部でも見解は分かれるだろう。市場も見当が付かない。そんななかでダウ平均は先週97ドル値上がりした。

もし雇用者の増加数が20万人程度だったら、9月中の利上げは確定的になったに違いない。逆に10万人程度だったら、大方の人が利上げは12月までないと考えただろう。だが15万人という増加数は、まことに微妙。利上げをしてもしなくても、どちらの理由にもなりうる立ち位置だ。今週の市場では、どちらの見方が優勢になるのか。

労働省の発表を受けて、為替市場では初め円高になり、その後は円安に進んだ。利上げはないという見方から、ありうるという観測に変わったのだろう。週末には1ドル=104円近くまで反落した。このため株価は上昇。日経平均は週間565円の値上がり。今週は為替市場での利上げ観測がどう変化するかで、株価は大きく動く可能性がある。

今週は5日に、7月の毎月勤労統計。7日に、7月の景気動向指数。8日に、4-6月期のGDP改定値、7月の国際収支、8月の景気ウォッチャー調査。9日に、7月の第3次産業活動指数。アメリカでは6日に、8月のISM非製造業景況指数。また中国が8日に、8月の貿易統計。9日に、8月の消費者物価と生産者物価を発表する。

      ≪5日の日経平均は? 予想 = 上げ


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