一転して 減産合意 : OPEC

◇ サウジアラビアが大幅譲歩 = OPEC(石油輸出国機構)は28日、アルジェで臨時総会を開き「加盟14か国の原油生産量を日量3250-3300万バレルに制限する」ことを決めた。OPECの産油量は8月の実績で日量3324万バレルだったから、きわめて僅かではあるが減産協定の形となっている。OPECが減産するのは06年以来8年ぶりのこと。11月末に開く定時総会で正式に決定する。

OPECとロシアは26日からアルジェで、原油の生産調整について話し合っていた。しかし増産に固執するイランが同意せず、交渉は難航。ロシアは見切りを付けて、28日の会議には参加しなかった。この土壇場でサウジアラビアが大幅に譲歩、一部の国の増産を認めたことから合意が成立。会議をOPECの臨時総会に切り替えて、減産協定を承認した。

この決定を受けて、国際原油市場では価格が上昇。ニューヨーク市場のWTI(テキサス産軽質油)先物相場は1バレル=47ドルを超えた。他の資源価格も反発、ダウ平均株価も続伸している。ドル高・円安も進んだため、29日の東京市場では株価も上昇した。今後も原油価格は続伸し、50ドル台には届きそうだ。しかし60ドルまで上昇するかどうかは、かなり疑わしい。

というのも大きな問題が2つあるからだ。1つはロシアとの交渉がうまく行くかどうか。ロシアも減産に同意するのか。それともロシアには増産を認めるのか。もう1つはアメリカのシェール・オイル。国際価格が上昇すれば息を吹き返して、すぐに生産量を増やすに違いない。この問題にどう対処できるのか。OPEC内で主導権を取り戻したようにみえるサウジアラビアの出方に、注目が集まる。

      ≪29日の日経平均 = 上げ +228.31円≫

      ≪30日の日経平均は? 予想 = 下げ


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