“秋の陣”を意識した? 日銀

◇ 9月が大勝負のときだ = 政府は9月の臨時国会で第2次補正予算を成立させ、新しい経済対策の実行に着手する。その事業規模は28兆円で、第2次安倍政権になってからは最大。だが、それで景気がどのくらい押し上げられるかは、不安定な海外経済の動きもあって、なかなか予測が難しい。そこで政府・与党としては、どうしても日銀の支援が欲しい。日銀としてもよく判っているから、手持ちの政策手段はできるだけ9月に温存しておきたかった。

しかし安倍首相が新経済対策の規模を早々と漏らしてしまったため、市場では金融緩和への期待も高まることになった。何もしなければ、株価は大幅安になるかもしれない。そう考えた日銀は株価を支えることを目的に、ETF(上場投資信託)の買い入れ増加だけを打ち出した。だが為替市場では失望感が強く、円相場の急上昇を招いてしまったというのが現在の状況である。

新経済対策で、政府は6兆5000億円の現金を支出する。ところが財源は税の自然増収や税外収入、予算の使い残しなどを集めても3兆円になるかどうか。残りの4-5兆円は建設国債の増発に頼らざるをえない。つまり国債の新規発行がそれだけ増えるわけで、日銀としては国債の買い入れ枠を拡大する口実ができることになる。

マイナス金利の深掘りについては、評判が悪く抵抗も大きい。だが日銀は新たに検証して再評価し、強引に断行するかもしれない。また国債の直接引き受けを意味するヘリコプター・マネーの導入は時期尚早だが、そのミニ版ぐらいは考えるかもしれない。実は現行制度でも、借換債については直接引き受けている。この制度を少し手直しすれば、数兆円のヘリなら飛ばせる可能性がある。

      ≪1日の日経平均 = 上げ +66.50円≫

      ≪2日の日経平均は? 予想 = 下げ


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