10か月連続で減った輸出 : 7月

◇ 自動車、鉄鋼、電機そろって減少 = 財務省が18日発表した7月の貿易統計によると、輸出は5兆7300億円で前年を14.0%下回った。この減少率は9年10月以来6年9か月ぶりの大きさ。一方、輸入は原油価格の低落で5兆2100億円にとどまった。前年比は24.7%の減少。輸入が大幅に減少したため、貿易収支は5100億円の黒字となっている。

輸出を地域別にみると、アジア向けは13.9%の減少。そのうち中国向けは12.7%の減少だった。最大の輸出先であるアメリカ向けは11.8%、EU向けも6.5%減少している。また商品別にみると、自動車が11.5%減少したのをはじめ、鉄鋼は21.7%、電機も13.4%減少した。そのほか、ほとんどの輸出品目が前年比で減少を記録している。

輸出の減少は、これで10か月続いた。その主な原因が円高にあることは間違いない。ちなみに7月の平均円相場は103円14銭。昨年7月に比べると、16.2%の円高となっている。加えて輸出相手国の経済が停滞気味だったことも、輸出不振の原因になった。さらに言えば、需要を喚起するような新製品の開発がなかったことも、輸出の減少につながった。

国内の景気回復は、輸出がダメなら内需に頼るしかない。だが内需は経済の先行きに不安があるため、なかなか拡大しない。となると、円相場の下落を期待するだけなのか?  しかし原油価格の低落で、貿易収支は黒字を保つ。これが円高の原因にもなっている。この行き詰まりを打開できるのは、政府・日銀の政策だけかも。秋の新経済対策に、そんな力があるのだろうか。

      ≪18日の日経平均 = 下げ -259.63円≫

      ≪19日の日経平均は? 予想 = 上げ


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