ガン治療薬で 財政が破たん??

◇ 財務省が緊急対策会議 = 一部のガンやC型肝炎に利く新薬が、次々に実用化されて話題を呼んでいる。たとえばアメリカの製薬会社が発売したソバルディという新薬は、C型肝炎の特効薬になった。また日本の中堅製薬会社・小野薬品が開発したオプジーポは、一部の皮膚ガンや肺ガンの治療に効果をあげている。末期ガンが完全に消滅した症例もあるというから、素晴らしい成果だ。

問題は、その価格の高さ。ソバルディは1錠6-8万円。オプジーボは1瓶15万円。肺ガン患者が1年間飲み続けると、3460万円の薬代になってしまう。そこで利用されるのが、高額療養費制度。この制度が適用されると、薬代の大部分が還付される。いま肺ガンのうち、この薬がよく利く非小細胞ガンの患者は約10万人。仮にこれらの患者がすべて高額療養費制度を使ったとすると、年間の財政負担は3兆5000億円にのぼるという試算もある。

医療費に対する国庫負担金は、16年度予算で11兆2000億円。難病によく利く新薬がどんどん開発されれば、この負担金が激増する可能性が出てきた。このため財務省は財政制度審議会で、この問題を緊急討議することになった。しかし国庫負担を減らせば、薬を買えない患者が出てくる。薬価をむりに引き下げれば、新薬の開発にブレーキがかかってしまう心配もある。

いろんなガンに利き、しかも完全に治癒できる薬ができれば、ノーベル賞もの。日本が成功すれば、国内の患者はもちろん、世界中の人たちに広く恩恵が及ぶ。輸出の主力商品になるかもしれない。だが、いまはまだ一歩を踏み出したばかり。ここで新薬開発の芽を摘んでしまっては、なんにもならない。審議会がチエを絞って、いい解決策を考え出してくれることを祈ろう。

      ≪6日の日経平均は? 予想 = 上げ


             ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック