なぜ 円高なのだろう?

◇ 経済学者にも判らない = 円の対ドル相場は先週、一時107円台にまで値上がりした。昨年6月の安値に比べると18円の上昇。1年5か月ぶりの高値で、日銀が追加の金融緩和に踏み切った14年10月以前の水準に戻している。たまりかねた麻生財務相が週末になって「場合によっては必要な措置をとる」と介入をほのめかしたため、円高の勢いはいったん小休止した形。だが、このまま円高傾向がストップするとは誰も考えていない。

古い経済学の教科書には「一国の通貨の価値は、その国の経済状態で決まる」と書いてある。いま日米両国の経済は、ともに先行き不透明な状態だ。しかしアメリカはプラス成長を維持、日本はゼロ成長に陥っている。ならばドル高・円安のはず。それなのに、どうして日本円が買われるのだろう。

新聞などの解説でよく挙げられている理由は、日米両国の金融政策の差。FRBは追加の利上げに慎重な姿勢を強めている。その一方で、日本は追加の金融緩和を実施しにくい。また実施しても効果は挙がらないという見方も強い。すると日米間の金利差は広がらず、ドルを買うメリットは見出せないというわけだ。

もう1つは原油安。原油が下がると、非鉄などの国際商品も下がる。ニューヨークの株価も下落して、投資家は一斉にリスク回避の姿勢を強める。そして安全資産と目されている円が買われるという理屈だ。だが、こうした解説で現在の円高を説明できるとは思えない。なぜ投機マネーが日本円に集中するのか。納得の行く説明が出来る経済学者は、まだ見当たらない。

      ≪11日の日経平均 = 下げ ー70.39円≫

      ≪12日の日経平均は? 予想 = 下げ


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