製品↓ サービス↑ : 物価が二極化

◇ モノ余りvs人手不足 = 日銀が25日発表した3月の企業向けサービス価格は、前年同月に比べて0.2%の上昇だった。これで前年比の上昇は33か月連続。企業向けサービス価格というのは、企業間で取り引きされる運輸・通信・広告などモノ以外の価格。3月の場合はテレビ広告費のほか、ソフトウェア開発、労働者派遣、警備、職業紹介サービスなどの分野で上昇が目立った。

同時に発表された15年度の消費税を除いた結果は、前年度比で0.4%の上昇だった。こちらも3年連続の上昇。宿泊サービスは9.8%、土木建築サービスは4.3%と大きく上昇している。また原油価格の低落で航空輸送などは下落したが、道路旅客輸送は2.6%上昇した。こうしてみると、サービス価格の上昇は人手不足が原因になっていると考えられる。

一方、日銀が13日に発表した3月の企業物価は、前年比で3.8%の下落だった。下落は12か月間の連続。調査対象814品目のうち420品目が下落している。また15年度の消費税を除いた価格でも、前年度比で3.2%下落した。このように卸売り段階で取り引きされたモノは価格が低落、サービスは価格が上昇という二極化がきわめて明瞭になってきている。

この差はまずエネルギー価格の低落が、サービスよりもモノの値段に大きく反映されたためだと思われる。またサービス部門が人手不足なのに対して、製造部門はIT化が進んだこと。さらに生産部門の海外移転なども影響したと考えられる。しかし、それ以上に日本経済に何らかの地殻変動が起きているのかもしれない。経済学者は何も言ってくれないが、要注意である。

      ≪26日の日経平均 = 下げ -86.02円≫

      ≪27日の日経平均は? = 上げ


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