FRBは 利上げできるのか? (上)

◇ 中国経済の悪影響に配慮 = アメリカの中央銀行であるFRB(連邦準備理事会)は先週17日、現行のゼロ金利政策を継続すると発表した。約9年ぶりの金利引き上げに踏み切る可能性もあったが、断念したわけである。理由はアメリカ経済がインフレに陥る危険性が小さいこと、それに中国をはじめとする新興国の不安定な経済が及ぼす悪影響に配慮したためだ。

市場は先々週あたりから利上げはないと観測、株価はこれを織り込んで上昇していた。このためゼロ金利継続の発表があっても、非常に落ち着いた受け止め方をしていた。ところが発表後に記者会見したイエレン議長が「FOMCのメンバーの大半が、年内の利上げを予想している」と語ったことから、株価は逆に反落して終わった。

FOMCというのは、FRB内部の組織で金融政策を決定する最高機関。連邦公開市場委員会と訳されている。FRBの議長と理事9人、それに地区連銀総裁で構成される。ただ、このうち議決権を持っているのは7人の理事と5人の連銀総裁だけ。年内の開催予定日は決まっており、10月27-28日と12月15-16日となっている。

そこで市場の関心は、当然ながら10月下旬のFOMCに集中する。それまでの間に、アメリカでは7-9月期の企業決算がほぼ明らかになる。9月の雇用統計も発表されるはずだ。さらに中国が、7-9月期のGDP速報を公表する可能性もなくはない。FRBはこうした経済統計などを分析し、改めて利上げの可否を検討することになる。

(続きは明日) 


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