強さを増してきた 日本経済 (上)

◇ 動き出した設備投資 = 日銀は1日、企業短期経済観測調査の6月分を発表した。それによると、大企業・製造業の業況判断指数はプラス15で、前回3月調査より3ポイント上昇した。この指数が上昇したのは3四半期ぶり。また大企業・非製造業の判断指数はプラス23で、4ポイント上昇している。いずれも景気の回復が進行中であることを示すものだ。

3か月後の状況を予測した先行き判断指数は、大企業・製造業がプラス16。大企業・非製造業はプラス21。製造業は今回調査より1ポイント上昇するが、非製造業は2ポイント低下する。この非製造業の低下について、日銀は「物価の上昇で需要がやや落ち込むことを懸念しているのではないか」と説明している。

今回の調査で特筆すべきことは、企業の設備投資意欲がはっきりと高まった点。大企業・製造業は14年度の実績が5.6%増だったのに対して、15年度の計画は18.7%増へと大きく伸びた。これは企業の業績が好調なことを反映している。大企業・製造業の純利益は14年度が9.6%増。15年度は上期が1.4%増にとどまるものの、下期は16.6%の増益が見込まれている。

この調査は6月中に行われたから、ギリシャのデフォルト(債務不履行)はあまり影響していない。しかし仮にギリシャのEU離脱が現実のものになっても、こうした日本企業の経営にはほとんど影響しないだろう。ギリシャのデフォルトが確実になったとき、世界の株価は一斉に大きく下げた。だが東京市場がいち早く反発して、欧米の株価にも好影響を及ぼした。日本経済が強みを増したことの、1つの証拠だと言っていいだろう。

                               (続きは明日)

      ≪1日の日経平均 = 上げ +93.59円≫

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