12万年目の亀 : 志賀原発はアウト (下)

◇ 残る原発は41基 = 東日本大震災の前、日本には54基の原発があった。そのうち大事故を起こした福島第1原発や老朽化の激しい原発で、すでに廃炉とすることが決まったものが11基。それに活断層の疑いが濃い志賀1号機と敦賀2号機を加えると13基。まだ生きている原発は、いまのところ41基ということになる。

生きている原発のうち、原子力規制委員会がこれまでに安全宣言を出したのは5基。このうち九州電力の川内原発1-2号機は燃料棒の挿入も進んで、秋までには再稼働できそうだ。また関西電力の高浜3-4号機は、福井地裁が運転差し止めの仮処分を下して再稼働の見通しは立たない。5月に規制委員会がOKを出した四国電力の伊方3号機は、避難路の確保がむずかしく、これも予測がつかない。以上が日本の原発の現状である。

有識者会議が「志賀原発1号機の直下には活断層の疑い」と発表したのは、先週17日のこと。その同じ日、政府は地球温暖化対策推進本部の会合を開いて「30年時点の温暖化ガス排出量を13年比で26%削減する」ことを正式に決定した。この削減目標はすでに安倍首相が国際会議の場で公約しており、その追認。だが、この削減目標は30年時点で、原発が20-22%の電源比率となることを前提として算出されている。この比率の達成には、20基以上の原発が動いていなければならない。

残る41基の原発のなかには、30年時点で稼働年数が40年を超えるものが28基もある。活断層でアウトになる数は全く不明。地元の同意を得られないものも出てくるだろう。といって新規の建設はかなり困難だ。こういう状況の下で、30年時点で20基以上の原発が稼働する見込みはあるのだろうか。安倍内閣のエネルギー計画・温暖化対策には、疑問が多すぎる。

      ≪22日の日経平均 = 下げ -248.30円≫

      ≪23日の日経平均は? 予想 = 上げ


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