12万年目の亀 : 志賀原発はアウト(上)

◇ 活断層アリと認定 = 子どもが夜店で小亀を買ってきた。ところが、すぐに死んでしまう。親が夜店に怒鳴り込んで「亀は万年生きると言うのに、おかしいじゃないか」と文句を言った。夜店の親父は平然として「それなら万年目だったのでしょう」と答える。江戸小噺にある。北陸電力の志賀原発1号機の直下には活断層があるという有識者会議の結論を聞いて、思い出した。

有識者会議によると、1号機の直下を通る断層は「12-13万年前以降に一部が変位した可能性は否定できない」と判定。これが活断層であるとの疑いを指摘した。原子力規制委員会は、活断層の上にある原発の再稼働は絶対に認めない。北陸電力は反論する姿勢だが、志賀原発1号機が廃炉になる確率は100パーセントに近い。

原発の真下にある断層は、過去12万年も動かなかった。だから大丈夫だろう、と考える人も少なくないはずだ。だが有識者会議は「12万年目の危険」を重視した。それは何よりも原発の安全性を重視する立場からは、当然のことである。全く同様の理由から、日本原子力発電の敦賀2号機(福井県)も再稼働できなくなっている。

地震国である日本には、北から南まで無数の活断層が存在する。これから有識者会議は、1つ1つの原発について活断層の有無を調べることになるだろう。その結果、いくつの原発がアウトになるのかは全く予測できない。しかし相当な数の原発が「何万年目かの危険」を避けるために、再稼働できなくなる事態は覚悟しておくべきだろう。

                              (続きは明日)

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