滝壺が見えてきた ギリシャ

◇ デフォルトを覚悟した? = EUとギリシャの交渉が、いぜん難航している。EU側が財政再建の加速化を要求しているのに対し、ギリシャ政府は年金の増額と最低賃金の引き上げは選挙公約だから撤回できないと拒否。また消費税引き上げと軽減税率の廃止については議会と世論が猛反対しており、政府も手が付けられない状態に追い込まれている。

ギリシャは6月中に、IMF(国際通貨基金)に対して16億ユーロ(約2100億円)を返済しなければならない。国庫にそれだけの余裕があるかどうかは定かでないが、ブチス内務相は「カネがないから、支払いはできない」と述べている。これがEU側に対するブラフ(脅し)なのか、それともデフォルト(債務不履行)を覚悟したうえでの発言なのか。

EU側も厳しい姿勢を崩さない。G7(先進7か国)は28日から、ドイツのドレスデンで財務相・中央銀行総裁会議を開く。ドイツなどはこの場でギリシャ問題について説明すると予想されるが「ギリシャのデフォルトは避けられそうにない」という内容になることも否定はできない。仮にそうだとしても、それがEU側のブラフなのかどうか。

最も現実的な見通しは、EUが最小限度の“つなぎ融資”を行い、6月中のデフォルトを回避することだろう。しかしEUとIMFがギリシャに約束した72億ユーロの金融支援は、6月末で失効してしまう。いずれにしても、ギリシャがいよいよデフォルトという名の滝壺の間近にまで流されてきたことは確かである。

      ≪28日の日経平均 = 上げ +78.88円≫

      ≪29日の日経平均は? 予想 = 上げ


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