景気は危ないのか? / アメリカ (下)

◇ 自動車はなお快走中 = 薄暗くなってきたアメリカ経済のなかで、自動車の売れ行きは好調を維持している。調査会社オートデータの集計によると、3月の新車販売台数は154万5800台。営業日が昨年より1日少なかったにもかかわらず、前年比0.6%の増加となった。これで前年実績を13か月連続で上回っている。ガソリン安と低金利が、快走の原動力だ。

原油の国際価格は、WTIでみて1バレル=50ドル前後の水準で推移している。低価格のためにアメリカ国内のシェール生産が減ると考えられたが、効率のいい油田の生産が増えたため減り方はわずか。このためアメリカ国内の原油在庫は増え気味だから、当分の間は価格の反転はなさそうだ。また金利の引き上げが遠のいたため、ドル高の勢いは薄れたようである。

景気の状態が明らかに変わってきた。特に雇用状態が悪化したことで、FRBによる政策金利の引き上げは早くても9月以降になるだろう。株式市場にとっては、大きなプラス材料になる。しかし景気の停滞が目に見えてくれば、この材料も色あせる。最も重要なのは、やはり実体経済の動向である。

いまアメリカの景気は、回復途中の一休みなのか。それとも景気はピークを過ぎて、後退期に入ろうとしているのか。まだ断定は難しい。だが雇用情勢の悪化をみて企業や個人が守りの姿勢に入ると、状況はもっと暗くなる。要注意であることは間違いない。

      ≪7日の日経平均 = 上げ +242.56円≫

      ≪8日の日経平均は? 予想 = 上げ


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