景気は危ないのか? / アメリカ (上)

◇ 株価は先を読んでいる? = ニューヨーク株式市場は、景気の先行きを本気で心配し始めたようだ。ダウ平均は3月に入ってから350ドルの値下がり。年初の水準をわずかながら下回ってしまった。原因は原油安とドル高の影響で、景気の回復が足踏み状態になっていること。特に企業業績が減益の傾向を強めていることが大きい。

アメリカでは、これから1-3月期の決算発表が本格的に始まる。トムソン・ロイター社の事前調査によると、主要500社の1株当たり利益は2.8%の減益になる見通し。減益は5年半ぶりのことだ。原油安の影響で、エネルギー関連企業の利益は60%も減りそう。また主要企業の海外売上げ比率は30%に達しており、ドル高でこの利益が目減りする。

その他の景気指標も冴えない。いずれも2月の統計で、耐久財受注額は前年比1.4%の減少。新築住宅の着工戸数は年率89万7000戸で、前年比3.8%減少。また小売り売上高も前年比では1.0%増加したが、前月比では0.6%減少した。特に原油安の影響で、ガソリンの小売り販売高は前年より23%減っている。

そんなところへ先週末、驚くべき3月の雇用統計が発表された。農業を除く雇用者の増加数が12万6000人と、事前予測の半分にしか届かなかった。なにしろ2月までの1年間は、月平均25万人の増加。それが一挙に半減してしまった。株価は1か月も前から、こうした事態になるのを予知していたのだろうか。

                               (続きは明日)

      ≪6日の日経平均 = 下げ -37.10円≫

      ≪7日の日経平均は? 予想 = 上げ


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