景気回復に一服感 : 3月の短観 (上)

◇ 製造業は円の反転を警戒 = 日銀は1日、3月の企業短期経済観測調査を発表した。それによると、大企業・製造業の業況判断指数はプラス12で、昨年12月調査の結果と変わらず。また大企業・非製造業の判断指数はプラス19で、前回より2ポイント上昇した。全体として企業経営者の景況感は、予想以上に慎重だという感じが濃い。製造業と非製造業に分けて、その理由を探ってみよう。

この調査は、日銀が3か月ごとに実施している。企業経営者に「前回よりよくなったか、悪くなったか」を聞き、「よくなった」と答えた比率から「悪くなった」と答えた比率を差し引いたものが判断指数となっている。今回は2月25日―3月31日の間に、全国1万1000社以上の企業を対象に実施した。

製造業をみると、中堅企業も中小企業も判断指数は前回より3ポイント悪化した。このため大企業を含めた全規模の合計でも、指数は2ポイント低下している。さらに3か月後の先行き予想でも、大企業は2ポイント、中堅企業と中小企業はともに1ポイントずつ悪化を見込んだ。

このように製造業の経営者が慎重なのは、円安の進行が120円程度で止まっていることが大きな原因になっているようだ。たとえば大企業が想定する15年度の為替レートは1ドル=111円81銭。非常に手堅く見積もっているために、15年度の経常利益も1.3%しか増えない見通しに。したがって設備投資計画も5.0%と小幅な伸びにとどまている。

                             (続きは明日)


      ≪1日の日経平均 = 下げ -172.15円≫

      ≪2日の日経平均は? 予想 = 上げ

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