鹿児島地裁は却下 : 原発再稼働の仮処分

◇ 分裂した司法の判断 = 鹿児島地裁は22日、九州電力・川内原発1-2号機の再稼働差し止めを求めた住民の仮処分申請を却下した。先週は福井地裁が関西電力・高浜原発3-4号機に対して、差し止め仮処分を認める決定を出している。このため原発の再稼働に関して、鹿児島と福井の地方裁判所はまったく正反対の判決を下したことになる。

川内原発1-2号機については、地元の鹿児島県と薩摩川内市がすでに再稼働を容認している。このため早ければ7月中にも再稼働される公算が強まった。一方、高浜原発3-4号機については、関西電力が福井地裁に異議申し立てを行ったが、再審査には時間がかかりそう。関西電力が予定していた11月の再稼働は難しく、仮処分の執行が停止されても来年に延びることは確実の情勢だ。

司法の判断が分裂したことで「高浜原発の安全性は、川内原発よりも低いのか」といった議論が起きるかもしれない。だが問題の本質は別のところにある。川内原発も高浜原発も、すでに原子力規制委員会がその安全性に対して“合格証”を与えた。福井地裁はその合格証が甘すぎると否定し、鹿児島地裁は合格証を容認したことになる。問題は、原子力規制委員会を信用するかどうかである。

福井地裁が仮処分を認めたとき、規制委員会は「あれは関西電力の問題だ」と突っぱねた。また「事実誤認がある」ともコメントしている。しかし事実誤認の内容について、丁寧な説明はなかった。多くの国民は規制委員会の審査に信頼を置いている。しかし原子力規制委員会は、もう少し普段から国民に対して審査の内容を知らせる努力をするべきではないだろうか。

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