緩やかに減速中 / 中国経済

◇ 経済規模は日本の2.5倍に = 中国統計局は20日、14年のGDP速報を発表した。それによると、14年のGDPは63兆6463億元。実質成長率は7.4%だった。この伸び率は13年を0.3ポイント下回っている。特に14年7-12月期は成長率が7.3%に下がっており、中国経済の緩やかな減速が明白になった。住宅不況で関連する投資や生産が伸び悩み、成長率低下の主たる原因となっている。

主要な経済指標をみても、伸び率は軒並み鈍化した。たとえば14年の鉱工業生産は8.3%の増加で、前年の伸びを1.4ポイント下回った。小売り売上高は12.0%増加だったが、前年より1.1ポイントの減速。問題の不動産投資額は10.5%の増加で、前年に比べると9.3ポイントも鈍化した。

中国の不動産不況には、まだ収束の気配がみえない。このため、14年の成長率は7%を割り込むという見方も強まっている。こうした中国経済の低迷は世界経済全体にも悪影響を及ぼす。一般的には警戒感を持って見守られているようだ。だが長期的な観点に立って考えると、中国経済の減速は歓迎されていいのではないだろうか。

中国の14年のGDPを円換算すると、約1200兆円になる。これは日本のGDPの2.5倍に近い。この中国が仮に7%成長を続けると、ほぼ10年でGDPは2倍に膨れ上がる。エネルギーや原材料、食料に対する需要が肥大化し、空気や水の汚染も進行するだろう。中国経済の急激な鈍化は別の問題を惹き起こすから、起こらない方がいい。しかし現在のような緩やかな鈍化は、むしろ歓迎すべきことだと考えることもできる。


      ≪21日の日経平均 = 下げ -85.82円≫

      ≪22日の日経平均は? 予想 = 上げ

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