原油安のメリット出る : 貿易統計

◇ 燃料輸入額が12%減少 = 財務省は17日、11月の貿易統計を発表した。それによると、輸出は6兆1889億円で前年比4.9%の増加。円安にもかかわらず、伸び方は鈍い。一方、輸入は7兆0807億円で1.7%減少した。その結果、貿易収支は8919億円の赤字。前年より赤字幅は31.5%縮小したが、29か月連続の赤字となっている。

輸出を地域別にみると、アメリカ向けが6.8%増、アジア向けは5.8%増、EU向けは1.3%減だった。アジアのうち中国向けは0.9%増で、相変わらず低調だ。商品別では電気機械が7.4%、一般機械が6.2%伸びたが、自動車は0.7%減少した。船舶も32.8%減少している。

輸入面では、大きな変化が現れた。鉱物性燃料の輸入額が2兆0700億円にとどまり、前年比で12.2%も減った。この燃料輸入の減少だけで輸入全体を4%分減らしているから、燃料の減少がなかったら11月も輸入は増加していたことになる。11月中の円相場は、平均で前年同月より13.2%の円安だった。原油安がこの円安による値上がり分を相殺して、なおお釣りがきたわけだ。

じっさい中東地域から輸入した原油・粗油をみると、数量が18.1%減ったのに対して金額は26.2%も減少した。まさにOPEC(石油輸出国機構)さまさまである。まだ高値で輸入した原油の在庫があるので、流通価格はすぐには下がらない。しかし政府は傍観していないで、電力料金やガソリンの末端価格ができるだく早く下がるように適切な手を打つべきだろう。


      ≪18日の日経平均 = 上げ +390.32円≫

      ≪19日の日経平均は? 予想 = 上げ

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