予想外に深い 反動減 : 民間予測

◇ GDPはマイナス7.2%へ = 消費増税に伴う駆け込み需要の反動減は、予想以上に大きい。こんな予測が出て、関係者の注目を引いている。読売新聞によると、民間調査機関10社が予測した4-6月期のGDP成長率は、平均で年率マイナス7.2%になった。1か月前の予測はマイナス4.9%だったから、最近になって厳しい見方が急速に増えたことになる。

予測が大幅に下方修正された最大の原因は、個人消費の低迷。総務省が発表した6月の家計調査では、2人以上世帯の実質消費支出」が前年比3.0%の減少だった。住宅や自動車の購入を除いても、支出は3.7%減少している。これは勤労者世帯の実収入が前年比で6.6%も減少したためだ。大企業を中心に賃上げやボーナスの増額はあったが、全体としては増税を含む物価上昇に食われてしまったことを示している。

増税前の駆け込み需要で、1-3月期のGDP成長率は6.7%に跳ね上がった。それが4-6月期にマイナス7.2%に落ち込むとすれば、その落差は14%にも達する。この温度差が経済に与える影響は、決して小さくない。さらに4-6月期に深く沈み込むと、次の7-9月期にプラス成長に戻れる確率は低くなってしまうだろう。

安倍首相は年末までに、来年10月に予定される消費税の再引き上げを決断しなければならない。その時点で最も参考にされるのが、7-9月期のGDP速報だ。もしマイナス成長の域を脱していなかったら、10%消費税にゴー・サインを出せるかどうか疑わしい。そういう意味で、今回の民間調査機関による予測に関心が集まっているわけだ。内閣府の速報は13日に発表される。


      ≪7日の日経平均 = 上げ +72.58円≫

      ≪8日の日経平均は? 予想 = 下げ

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