物価上昇の 読み方 (上)

◇ 32年ぶりの大幅な上昇 = 総務省が発表した5月の消費者物価は、変動の激しい生鮮食品を除いた総合指数で前年比3.4%の上昇だった。4月の3.2%より上昇幅はやや拡大している。日銀は消費増税による上昇分を、4月は1.7ポイント、5月は2.0ポイントと計算。この分を差し引くと、増税分を除いた上昇率は4月が1.5%、5月が1.4%ということになる。

消費者物価がこんなに大きく上昇したのは、1982年(昭和57年)4月以来のこと。世界では、イギリスとアルゼンチンの間でフォークランド紛争が発生。国内では第1次中曽根内閣が発足、500円コインがお目見えした年である。石油ショックの後遺症が残って景気はあまりよくなく、実質GDP成長率は3.0%だった。

この32年ぶりの物価上昇。中身を点検してみると、最も上昇したのは電気料金で前年比11.4%の上昇。ガソリンが9.6%上がるなど、エネルギー全体で10.1%上昇した。またエアコンが19.4%、宿泊料が4.2%、食料品も5.3%値上がりしている。これらの物価上昇にはもちろん増税分も含まれているが、その大きさについては試算されていない。

昨年5月の生鮮食品を除いた総合指数は、前年と全く変わらなかった。その後も毎月1%未満の上昇率にとどまっていたが、昨年11月からは1.2%-1.3%に上昇率が拡大している。したがって、この数字が増税分を除いた4月の1.5%、5月の1.4%に続いていると考えていいだろう。そこで、こうした物価上昇をどうみたらいいのか。

                                 (続きは明日)


      ≪2日の日経平均 = 上げ  +43.77円≫

      ≪3日の日経平均は? 予想 = 上げ

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