5月は縮小するか : 小売りの反動減

◇ カギ握る自動車販売 = 経済産業省が29日発表した4月の商業販売統計によると、小売り業の売上高は11兆0110億円で、前年同月を4.4%下回った。これは言うまでもなく、消費増税に伴う駆け込み需要の反動減。駆け込みで3月は11.0%増加したが、そこから予想通り急降下した。この落ち込みを大きいとみるか、小さいとみるかは判断が難しい。

増税前の駆け込みは、昨年秋から少しずつ始まっていた。ことしに入ってからの小売販売高をみると、1月が前年比4.4%増、2月が3.6%増、そして3月が11.0%増。これらのうち駆け込み分がどれだけなのかは、正確には判らない。しかし4月の4.4%減が、5月、6月と進むにつれて縮小するようであれば、反動減は小さいと判定できるだろう。その意味では、5月の減少幅が注目される。

4月の結果を業態別にみると、卸売業は25兆8100億円で前年比3.7%の減少。小売り業を合わせた商業販売全体は36兆8210億円で3.9%の減少だった。またデパートは10.6%減、スーパーは3.9%減。そうしたなかで、コンビニは4.2%の増加となった。コンビニが扱う品物には、買い溜めるようなものが少なかったのだろう。

業種別で落ち込みが大きかったのは、自動車小売業の10.2%減と家電など機械器具小売業の12.3%減だった。売上高としては食料・飲料小売業の方が多いが、こちらは多量の買い溜めはできない。金額も大きく、駆け込み需要の最大の対象になったのは、やはり自動車だったろう。その自動車の販売減少幅が、5月にはどこまで縮小するか。全体を象徴するような動きになるのではないか。


      ≪29日の日経平均 = 上げ +10.77円≫

      ≪30日の日経平均は? 予想 = 上げ

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