景気回復力が再燃 / アメリカ (下)

◇ 生まれるか、景気と株価の好循環 = アメリカのGDPは、その7割が個人消費で構成される。したがって景気の動向は、個人消費支出の伸びしだいと言ってもいい。その消費支出が、異常な大雪にもめげず健闘したことが明らかになった。4年にわたる景気の回復で、家計の債務が3割ほど減ったことが根底にある。

今後も個人消費が伸び続けるためには、家計資産の増加というエネルギーが必要だ。その最大の燃料が、株価の上昇である。株価が上がれば家計に余裕が生まれ、これが消費を拡大する。消費が伸びれば、景気はさらに好転し、これがまた株価を押し上げる。この景気と株価の好循環を実現できるかどうか。

雇用統計が発表された4日朝、ダウ平均株価は60ドル近く上昇して、一時は史上最高値を更新する場面があった。しかし午後は急速に値を崩し、結局この日は160ドルの値下がりとなってしまった。高値で利益確定売りも出たが、雇用の改善が進んだことでFRBによる金融緩和の縮小は避けられないという警戒感が、再び盛り上がったのだと伝えられる。

もともとニューヨーク市場の株高は、FRBの量的緩和を土台に築き上げられた。だから緩和の縮小を恐れる気持ちも判らないではない。この金融重視派にそろそろ退場願うには、やはり実体経済の持続的な拡大を見せつける以外に手だてはないだろう。この意味でも、株価と景気の好循環が始まるかどうか。4月に発表される景気指標に目をこらそう。


    ≪8日の日経平均 = 下げ -201.97円≫

    ≪9日の日経平均は? 予想 = 下げ

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