景気回復力が再燃 / アメリカ (上)

◇ 戻った雇用者の増加数 = アメリカ経済が景気回復力を取り戻したようにみえる。米労働省が4日に発表した3月の雇用統計では、非農業雇用者の増加数が19万2000人だった。大雪の影響で1月には14万人台に低下して心配されたが、この数字を見るかぎり雇用者の増加数は昨年並みのペースを回復している。これで過去1年間の月平均増加数は18万3000人となった。

雇用の増加は建設業、小売りなどサービス業で著しい。注目されるのは、中央・地方政府による雇用者数が前月と変わらなかったこと。つまり3月の場合は、雇用者の増加がすべて民間部門で達成された。景気の回復力が強いことを示している。また失業率は6.7%で、前月と変わらなかった。原因は新たに職を求める人が増えたためと説明されており、この現象も景気の好転が続いている証拠だと言えるだろう。

このほか最近明らかになった景気指標をみても、たとえば2月の個人消費は前月比0.3%の増加。小売り売上高も0.3%増えている。大寒波のなかでも、個人の消費意欲は衰えなかった。また2月の製造業受注額は1.6%増加しており、生産部門も異常気象の影響を受けなかったことが判る。そして3月の新車販売台数は前年比5.7%増加。

こうした結果から、ISM(サプライ・マネジメント協会)が調査した3月の製造業景況指数も53.7に上昇した。この指数は50を上回れば、景気がいいことを表わしている。このようにアメリカの景気は悪天候による一時的な停滞を乗り越え、再び上昇軌道に復帰したと思われる。その傾向が長続きするかどうかのカギは、4月の株価動向が握っている。

                         (続きは明日)


    ≪7日の日経平均 = 下げ -254.92円≫

    ≪8日の日経平均は? 予想 = 上げ

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