今週のポイント

◇ 下支え失ったNY株式市場 = ダウ平均株価は先週4日間の続落、週間579ドルの値下がりとなった。1週間の下げ幅としては、11年9月以来2年4か月ぶりの大きさ。アメリカの雇用統計が悪化したことに加えて、中国の景況感が低下。さらにアルゼンチンやインド、ブラジルなど新興国の通貨が軒並み下落し、新興国の経済に不安を生じたことが売り材料になった。

この程度の悪材料が出ても、これまでは逆にFRBが金融緩和政策を継続するだろうという予測につながり、株価が大きく下落することはなかった。だがFRBは昨年12月に緩和政策の縮小に踏み切った。この29日に開かれるFOMC(公開市場委員会)でも、緩和の縮小をさらに進めるだろうという観測も強まっている。

つまりニューヨーク市場は、金融緩和という下支えを失ってしまったことになる。このため外部からの悪材料に対する抵抗力が低下したと言えるだろう。日経平均もこれにつられて弱気になった。先週は343円の値下がり。いまのところ新たな支援材料は見当たらない。業績のいい銘柄を除けば、株価は値ごろ感が強まるまで調整するのではないか。

今週は27日に、12月の貿易統計。30日に、12月の商業動態統計。31日に、12月の消費者物価、勤労統計、家計調査、鉱工業生産、住宅着工戸数。アメリカでは27日に、12月の新築住宅販売。28日に、11月のSPケースシラー住宅価格指数。30日に、10-12月期のGDP速報と12月の中古住宅販売が発表になる。また中国では30日に、1月のHSBC製造業景況指数が発表される予定。なお29日にはFRBが金融政策の発表を行う。


   ≪27日の日経平均は? 予想 = 下げ

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