金融緩和の縮小を決断 / FRB (下)

◇ 今後のカジとりは超微妙 = FRBによる資金の放出が減少すれば、株式市場に流入するおカネの量も減る。これまで市場はこう考えて、金融緩和の縮小を警戒してきた。だが緩和の縮小が現実のものになると、株価は逆に急騰した。景気回復の強さを再認識したこともあるが、先行きの不透明感がなくなり、アク抜けしたという見方も多い。

だが当面はアク抜きできたとしても、来年はまた不透明感が湧き出すだろう。今後の見通しについて、バーナンキ議長は「量的緩和の終息は来年後半になる」と予想した。来年のFOMCは8回ある。とすれば、毎回少なくとも100億ドルずつ縮小する計算だ。

今回は緩和縮小の決断が、株高と円安をもたらした。おかげで東京市場も高くなっている。しかし縮小が進むにつれて、この傾向はどこかで消滅する公算が大きい。そのときは再び「緩和予想⇒株安・円高」の構図が復活する。だから安心は禁物である。

もちろん、緩和の縮小はアメリカ経済の順調な回復が大前提となる。雇用の改善などが足踏みするようだと、緩和の縮小はストップする。逆に景気の回復力が強すぎて物価の上昇が速まれば、縮小は加速されるかもしれない。この辺の判断とカジとりは、来年2月に登場するイエレン新議長に託されることになる。


    ≪25日の日経平均 = 上げ +120.66円≫

    ≪26日の日経平均は? 予想 = 下げ

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