小泉さん 吠える : 原発は即時ゼロ (下)

◇ 守るも攻めるも無責任 = 日本人は福島原発の大事故で、原発の恐ろしさを身に沁みて感じた。だから出来れば原発はない方がいい、というのが一般人に共通した感覚だろう。そこへ飛び出した小泉さんの“トイレのないマンション”論は、グサリと胸に突き刺さる。慌てた自民党は「国の主導で最終処分場を探す」と言い出したが、無害になるまで10万年もかかる危険なゴミを受け入れる自治体はまずないだろう。

問題は「本当に原発なしで、やって行けるかどうか」だ。この点について、小泉氏は「誰かがいいチエを出してくれるだろう」と言うだけ。これは無責任としか言いようがない。再生可能エネルギーをどのように増やして行くのか。エネルギー全体の展望ぐらいは意見を述べるべきだろう。

政府・自民党も、エネルギー政策を明白にしない。まず原発ゼロの場合、今後の日本経済にはどんな負担や障害が生じるのか。全く検証していない。また原発の再稼働は「原子力規制委員会の安全確認があれば」という姿勢を貫き、すべてを規制委員会に押しつけている。これも無責任だ。

小泉元首相が提起した問題は、日本の将来を左右するきわめて重大な案件だ。原発ゼロは理想的な結論だが、本当にそれで大丈夫なのか。そこに議論を集中すべきではないか。次善の策として原発を再稼働する場合は、たとえば10-20年後には原発をゼロにする。そのための行程表を作るといったエネルギー政策を、いま多くの国民が求めていると思う。


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