消費税8%後の 景気 (上)

◇ 消費増税の影響は大きい = 消費税8%の時代が、いよいよ5か月後に迫ってきた。この消費増税は、景気にどんな影響を及ぼすのだろうか。まだ予見できない部分もあるが、景気のおおざっぱな軌跡を描き出してみよう。

消費税の引き上げが、景気にとってマイナス要因になることは間違いない。まず13年度の予算をみると、財務省は消費税の税収を12兆8000億円と見積もっている。現在の税率は5%だから、税率1%につき2兆5600億円という計算だ。この数字をベースにすると、3%の増税で税収は7兆6800億円増えることになる。この分が民間から吸い上げられ、景気のマイナス要因になるわけだ。

これに対して安倍内閣は、総額5兆円の経済対策を実施して景気の底上げを図ることになった。その内容はいま各省が積み上げ中で、補正予算案がまとまらないと判明しない。しかし企業に対する設備投資減税や低所得者を対象にした1万円ー1万5000円の現金給付、それに東京オリンピックを念頭に置いた公共事業などが含まれるものとみられている。

単純計算すれば、増税によって吸い上げる約8兆円のうち、5兆円を民間に還元することになる。だが消費増税の景気に対するマイナス効果は、これだけではない。それは増税前に現れる駆け込み需要。自動車や住宅ではもうその現象が生じているが、来年になれば食料や衣類などへの消費も一時的に増えるだろう。そして来年4月以降には、その反動減が必ず起きてしまう。

                        (続きは明日)


    ≪29日の日経平均 = 下げ -70.06円≫

    ≪30日の日経平均は? 予想 = 上げ

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