減速した 雇用の改善 / アメリカ

◇ 先祖返りした株式市場 = アメリカ労働省は22日、政府機関の一部閉鎖で遅れていた9月の雇用統計を発表した。それによると失業率は7.2%で前月を1ポイント下回ったが、非農業雇用者数は14万8000人の増加にとどまった。事前の予想は18万人の増加だったので、雇用の改善は減速したと受け止められている。

雇用が増えた業種は、建設・卸売り・運輸など。減った業種は、レジャー・金融・自動車など。政府の雇用も2万2000人増加した。また失業者数は1126万人で、前月より6万1000人減った。労働省は6月に比べると、失業率は0.4ポイント改善、失業者数も52万2000人減少したという数字をあげて、雇用情勢の改善は続いていると強調している。

しかし過去1年間をみると、非農業雇用者数は月平均で18万5000人増加している。この平均値と比較しても、9月は雇用情勢の改善が減速したことは明らかだ。新聞やテレビもそう解説しているし、市場もそう受け取った。ところが株価は上昇している。

この発表を受けて、22日のダウ平均株価は75ドル値上がりした。特にSP500は急伸して、史上最高値を更新している。雇用の改善が減速したことにより、FRBによる金融緩和の縮小が来年以降に先送りされるという見方が強まったためだ。再び市場の「雇用改善の減速は買い」という判りにくい論理が復活したようである。


    ≪23日の日経平均 = 下げ -287.20円≫

    ≪24日の日経平均は? 予想 = 上げ

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