企業物価は 2%超す上昇に

◇ 主たる原因は円安 = 物価がじわじわと上がってきた。日銀が発表した9月の国内企業物価は前年比2.3%の上昇。これで7月から3か月連続で2%を超える上昇となった。企業物価というのは、企業の間で取り引きされるモノの価格。かつての卸売り物価に近い統計で、やがては消費者物価に波及する可能性が大きい。

四半期ごとの動きをみると、企業物価の騰勢はもっとはっきりする。昨年10-12月期の前年比は0.9%の下落、ことし1-3月期も0.3%の下落だった。それが4-6月期は0.7%の上昇、さらに7-9月期は2.2%の上昇になっている。

企業物価が上昇した要因をみると、業務用の高圧電力料金、石油・石炭製品、製材・木製品の値上がりが大きかった。いずれも円安の影響で、輸入価格が上昇したことによるものだ。たとえば輸入物価だけをみると、7-9月期は現地通貨建てでは0.8%下落しているのに、円換算した価格は17.9%も上昇している。

日銀は金融政策の目標として「物価の2%上昇」を掲げている。この場合の物価は「生鮮食品を除いた消費者物価」で、8月の上昇率はまだ0.8%に止まっている。だが今後も企業物価の上昇が続けば、消費者物価も引き上げ圧力が増すことは確かだ。しかし円安で物価が上がっている現状を、日銀は「目標の達成に近づいた」と喜んでいいのだろうか。


    ≪16日の日経平均 = 上げ +25.60円≫

    ≪17日の日経平均は? 予想 = 上げ

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