GDPは2.6%増 : 安倍首相の戦術は?

◇ 景気テコ入れ策を模索 = 内閣府は12日、4-6月期のGDP速報を発表した。それによると、実質成長率は年率2.6%、名目成長率は2.9%だった。ともに3四半期連続のプラス成長。名実逆転は3四半期ぶりに解消した。ただ実質2.6%の成長率は事前の予測よりかなり低く、12日の市場では円高が進み、株価は下落している。

成長の原動力は個人消費と輸出。個人消費はアベノミクス効果で、外食・旅行・衣料・装飾品などへの支出が伸び、年率で3.1%増加した。輸出は円安の影響もあって12.5%の増加。公共投資も7.3%伸びた。しかし住宅投資は1.0%減、企業の設備投資も0.4%の減少に終わっている。

安倍首相は当初、このGDP速報値を見て来年4月の消費増税を決断することにしていた。だが9月9日に発表されるGDP改定値まで、決断を延期したようだ。そして、その間に50人からなる有識者会議を招集。増税が景気に与える影響を検討してもらうことになった。この会議は9月2日をメドに、報告書をまとめることになっている。

こうした動きをみて、安倍首相は消費増税に不安を持ち始めたのではないか。したがって増税の延期もありうるのではないか、という見方が一部に出ている。しかし、そんなことをすれば安倍首相は自らアベノミクスの成果を否定することにもなりかねない。有識者会議は増税反対論に対するガス抜きと、もう一段の景気テコ入れ策の必要性を正当化するためのお膳立てに違いない。


    ≪12日の日経平均 = 下げ -95.76円≫

    ≪13日の日経平均は? 予想 = 上げ

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