大学院生は 就職難

◇ 博士課程は就職率が低下 = 文部科学省の学校基本調査によると、景気の回復を受けて大学卒業者の就職率はかなり改善した。ところが大学院(博士課程)卒業者の就職率は、逆にやや悪化している。文科省はその原因をもっと精査し、大学院のあり方についても抜本的に見直す必要があるのではないか。

ことし3月の大学卒業者は55万9000人だった。そのうち就職した人は37万6000人で、就職率は67.3%。この比率は昨年よりも3.4ポイント改善している。正規社員になった人は35万3000人。昨年より1万8000人増えている。結果として、就職も進学もしていない人は7万6000人。比率は昨年より1.9ポイント減少した。

こうした就職状況の改善は、景気の回復によるものとみられている。ところが大学院卒業者の就職率は、逆に悪化した。博士課程の卒業者は1万6400人いたが、その就職率は65.9%で大学卒業者よりも低い。昨年に比べても1.4ポイント低下している。しかも正規社員になった人の比率は50.5%に過ぎない。

現在、大学院生の数は25万5000人。この20年間で2倍半に増えた。国が91年度から「10年で倍増」の計画を打ち出したためである。だが、その大学院卒業者に対する需要は、このところ年々少なくなる傾向にある。なぜ企業が大学院卒を必要としないのか。文科省は企業側のニーズをもっとよく調べて、大学院のあり方についても見直す責任があるだろう。


    ≪15日の日経平均 = 下げ -297.22円≫

    ≪16日の日経平均は? 予想 = 下げ

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