拡大する 製造業の“空洞化” (下)

◇ 統計にも進化がほしい = 製造業に従事する人の数が、とうとう1000万人を割り込んだ。その大きな原因は、産業の“空洞化”に求められる。これから日本の製造業は、どうなるのだろうか。総務省が実施した昨年12月の労働力調査で、こんな問題が浮かび上がった。

労働力調査は毎月、4万世帯を調べる大掛かりな調査だ。労働力人口や就業者数、失業者数など、労働経済の基本的な数値を集めて分析している。だが産業の“空洞化”が大問題になっている現在、就業者数の減少と工業生産高の関連性まで解析できないものだろうか。

たとえば製造業の就業者数は、過去20年間で600万人減少した。この間に製造業による生産高は、どうなっているのか。この関連性をみれば生産性の変化率を知ることができ、“空洞化”の影響をより正確に把握できるのではないか。もっとも工業生産に関する統計は経済産業省の所管で、この作業はむずかしいのかな?

もっと直接的に、日本の製造業が海外でどれほど生産し、どれほど雇用しているか。こんな統計も、個々の会社に聞けば出来るはずだ。グローバル化だけではなく、経済はいま急速に構造変化を遂げつつある。政府が作る各種の経済統計も、日進月歩で進化してほしいものだ。


    ≪7日の日経平均 = 下げ -106.68円≫

    ≪8日の日経平均は? 予想 = 下げ

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