ハダカにされた 日本銀行

◇ 無制限の金融緩和へ = 日銀は22日の金融政策決定会合で、物価2%上昇を金融政策の目標とすることを確認。加えて実質的に無制限の金融緩和政策を推進することを決めた。物価2%目標については、政府との共同声明で「できるかぎり早期に実現する」と明記。さらに3か月ごとに、その進捗状況を検証すると約束している。

量的金融緩和の具体策は、14年から毎月13兆円の資産を買い入れることになった。このうち12兆円は国債の購入に充てる。年間の国債買い入れ額は144兆円にも達し、新規の国債発行額をはるかに上回る計算だ。こうした措置は事実上の無制限な金融緩和であり、国債のまるごと引き受けと考えていい。

日銀がここまで決断したのは、安倍首相の厳しい要求に応えざるをえなかったためだ。結果として日銀は、安倍内閣の要求をすべて飲み込んだ形になっている。問題は、これで景気がよくなるかどうかである。たしかに安倍首相の登場以来、日銀は次々と金融を緩和。円安が進行し、株価も大幅に回復した。

日銀は今回の決定で、表現は悪いがパンツ1枚の状態に追い込まれた。これ以上の緩和は実行がむずかしい。ところが市場はすぐに“次の手”を催促する。日銀に“次の手”がなくなったと市場が考えたとき、これまでのように円安と株高が期待できるのだろうか。日銀をハダカにしてしまった結果、金融緩和の神通力も失われたのではないだろうか。


    ≪22日の日経平均 = 下げ -37.81円≫

    ≪23日の日経平均は? 予想 = 上げ

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