GDP2%上げは 可能なのか?

◇ 民間の予測は否定的 = 政府は15日の閣議で、13兆1054億円の歳出を追加する12年度補正予算案を決定した。これによって13年度の実質GDPは2%押し上げられ、60万人の雇用が創出されると予測している。しかし民間エコノミストの多くは、成長率の増加は0.5%-0.8%程度にとどまり、雇用の創出も15万人前後と予測する。政府と民間の予測は、どちらが当たるのだろうか。

民間エコノミストが慎重な見方をしている理由は2つ。1つは東北地方の災害復旧工事に道路や学校の防災工事が重なるから、人手が不足して予算を消化できないという懸念。もう1つは防災・減災工事では、鉄鋼やコンクリートなど材料の使用量が少なく、景気に対する波及効果が小さいと考えられること。

この2つの予測を比べてみると、政府の予測はかなり希望的。景気対策としての支出増加額は10兆2815億円なので、現在のGDP500兆円の2%と計算したようにも思われる。一方の民間予測は慎重になりすぎ。実際は両者の中間よりは、やや民間寄りになるのでは。

残念なことは、政府が13年度の成長率に全く触れていないこと。GDPを2%押し上げる結果、景気がどうなるのか、全く判らない。安倍首相が記者会見で「GDPを2%押し上げ、雇用を60万人創出する」と胸を張ったとき、記者の側から「その結果、13年度の成長率はどうなるか」という質問が出なかったことは、むしろ驚きだ。


    ≪17日の日経平均 = 上げ +9.20円≫

    ≪18日の日経平均は? 予想 = 上げ

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