今週のポイント

◇ 視界不良の世界経済 = 9月に入ったが、世界経済の先行きはきわめて読みにくくなっている。株式市場はこれを嫌気して、委縮してしまったようだ。先週は新興国を含めて世界の市場で株価が低落、出来高も軒並み縮小した。先行きが見通しにくく、投資家がリスクを回避したためである。ダウ平均は先週67ドルの値下がり。日経平均も231円下げた。

今週だけをみても、6日にはECB(ヨーロッパ中央銀行)理事会。12日にはドイツの憲法裁判所が、EMS(ヨーロッパ安定メカニズム)への参加が合憲かどうかの判定を下す。さらに12-13日には、アメリカのFRBがFOMC(公開市場委員会)を開催する。これらの結果が市場を安心させるものになるか、不安に陥れるものになるか。予想は付けにくい。

加えて景気の見通しも、不透明感を増している。7日にはアメリカの雇用統計が発表されるが、その内容はどうか。“財政の崖”(8月30日付け記事参照)は回避されるのか。EUや中国、それにインドやブラジルの景気下降は止まるのか。また日本の政治情勢は。こう見てくると、たしかに9月は大変な月になる。下手をすると、“苦月”になりかねない。

今週は3日に、4-6月期の法人企業統計と8月の新車販売。4日に、7月の毎月勤労統計。7日に、7月の景気動向指数が発表される。アメリカでは4日に、8月の新車販売とISM製造業景況指数。6日に、8月のISM非製造業景況指数。7日には、8月の雇用統計が発表になる。


    ≪3日の日経平均は? 予想 = 上げ

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