今週のポイント

◇ 無風状態のなかの株高 = ダウ平均は先週、1日の値幅が最大で51ドルという小幅な値動きに終始した。夏休みで大口の売買が手控えられたためである。またヨーロッパも夏休みで、ユーロ問題に関する材料が極端に減少した。いわば無風状態だったが、それでもダウ平均は小幅高を続けて週間では112ドル値上がりした。

日経平均も増税法案が成立して一安心の状態。最終日には中国の輸出が大幅に鈍化して売られたが、それでも週間では336円の値上がり。一時は8900円を回復した。市場では「近いうち」の解散は、株価にとってはプラスに働くとみている。各党が選挙目当ての景気浮揚策を打ち出すと期待しているからだ。

ただ日本の景気は下り坂。きょう発表の4-6月期GDP速報をみれば、その感じが強まるだろう。また企業の経常利益も、4-6月期は前年比2%の増加にとどまっている。夏休みが明けると、市場の関心は景気の見通しと政局の行方に集中するだろう。そしてヨーロッパからの情報も、再び流入し始める。

今週は13日に、4-6月期のGDP速報。14日に、6月の第3次産業活動指数。アメリカでは14日に、7月の生産者物価と小売り売上高。15日に、7月の消費者物価と工業生産。16日に、7月の新築住宅着工。17日に、ミシガン大学による8月の消費者信頼感指数とコンファレンスボードの7月・景気先行指数が発表になる。またEUが14日、ユーロ圏の4-6月期GDP速報を発表する。


    ≪13日の日経平均は? 予想 = 下げ

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