息切れする 個人消費支出

◇ エコカー補助金も効果なし = 内閣府が7月に実施した消費動向調査によると、一般世帯の消費者態度指数は前月より0.7ポイント低下して39.7となった。これは昨年12月以来の低い水準である。内閣府では、前月までの「ほぼ横ばい」という評価を「弱含みになっている」と下方修正した。

この調査では、暮らし向き・収入の増え方・雇用環境・耐久消費財の買い時の4項目を聞いている。7月の調査では、これら4項目のすべてが前月より低くなった。このうち暮らし向きは前月比0.7ポイントの低下。電気・ガス料金の値上げや穀物の国際価格高騰による食料品の値上がりが、暮らし向きの悪化につながると心配しているようだ。

収入の増え方は前月比0.3ポイントの低下。夏のボーナス支給額の減少が響いている。経団連の集計によると、大手160社の平均妥結額は前年を2.54%下回った。また雇用環境は1.2ポイントの低下。多くの企業が競争の激化と利益の縮小に直面して、再びリストラを進めている現状を反映した結果だろう。

耐久消費財の買い時は0.5ポイントの低下。エコカー補助金の効果も薄れ、7月の新車販売台数は前月比1.5%の増加にとどまっている。4-6月期のGDP速報をみても、個人消費の伸びは前期比0.1%しかない。景気の中核を担う消費の息切れは明らかだが、政府・民主党はどう対応する気なのだろう。


    ≪15日の日経平均 = 下げ -4.84円≫

    ≪16日の日経平均は? 予想 = 上げ

           ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック