自動車+電機の輸出 < 燃料の輸入

◇ 過去3番目の貿易赤字 = 財務省は20日、5月の貿易統計を発表した。それによると、輸出は5兆2347億円で前年比10.0%の増加だった。一方、輸入は6兆1420億円で前年比9.3%の増加。この結果、貿易収支は9073億円の赤字となった。この赤字額はことし1月、リーマン・ショック後の09年1月に次ぐ史上3番目の大きさである。

大震災の影響を受けた昨年の反動という要素もあるが、輸出は1割も伸びている。特に自動車は87.4%と2倍に近い大幅増だ。にもかかわらず貿易収支は大赤字。日本の貿易赤字は定着してしまった感じが強い。その原因は、言うまでもなく原発の稼働停止で火力発電用の燃料輸入が急増しているためだ。

5月の貿易統計でみると、鉱物性燃料の輸入額は2兆0781億円。前年に比べて19.6%増加している。なかでもLNG(液化天然ガス)は44.3%の増加、原油も10.9%増えた。日本はエネルギーのほとんどを輸入に頼っているから仕方がないと言ってしまえばそれまでだが、それにしても多すぎる。食料品の輸入額は5364億円だから、その4倍に近い。

日本の輸出は自動車と一般機械、それに電気機械が主軸になっている。その輸出額は5月の場合、自動車が1兆0895億円。一般機械が1兆0421億円。電機は8961億円だった。つまり自動車と電機の輸出代金では、燃料の輸入代金を賄えないことになる。こんな状態が続くとしたら、もう「輸出立国」という看板は下ろすしかない。


    ≪21日の日経平均 = 上げ +71.76円≫

    ≪22日の日経平均は? 予想 = 下げ

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