国債はバブル状態 : 恐ろしい崩壊

◇ 1年ものは13倍超える応札 = 日本の国債に投機資金が殺到している。このため国債の価格が上昇、利回りは急低下した。10年もの国債の利回りは先週、0.815%にまで低下。リーマン・ショック後の水準を下回って、9年ぶりの低さとなった。1年もの国庫短期証券は2兆5000億円の発行に対して、応札が33兆円に達したほど。だが人気があって結構と思ったら、大間違い。

日本の国債は、国内の金融機関が大量に保有している。だが大手銀行でも現在の資金調達コストは0.85%程度。したがって現在の利回りでは逆ザヤとなってしまい、国債の買い増しはできない。代わって購入しているのは、ほとんどが海外の投機資金。ギリシャの信用不安再燃で、安全資産と目される日本の国債に資金を避難させているとみられる。

日銀の調査によると、外国人が保有する国債は昨年末で78兆4000億円。発行残高に占める割合は8.5%だった。最近の数値はまだ明らかでないが、割合は10%を超えたのではないか。これら外国人投資家が日本国債を手放す要因はなんだろう。1つはヨーロッパの信用不安が収まったとき。もう1つは日本の財政状態に不安を感じたとき。この2つの要因がいつ現実のものになるかは、全く予測不可能だ。

外国人による国債の売却が始まれば、国債の価格は下落し、利回りは上昇する。その影響はきわめて大きい。たとえば10年ものの利回りが2%に上昇したとすると、国債の利払い費は現在の年10兆円程度から20兆円にはねあがる。それだけ財政の赤字要因が増えるわけだ。また大量の国債を保有する金融機関は、国債の値下がりで莫大な損失を被る。日銀の試算によると、1%の金利上昇で大手銀行は3兆4000億円、地方銀行は3兆円の評価損を出すという。危うし、日本経済。


    ≪21日の日経平均 = 上げ +22.58円≫

    ≪22日の日経平均は? 予想 = 上げ

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